ユーザーログ定義ファイル(jp1itemcount.conf)
説明
jssitemcountコマンドの実行結果をユーザー公開用のログファイル(jssitemcount_info数字.log)に出力するかどうか,また,そのログファイルのサイズ,面数を定義したファイルです。デフォルトでは,出力する設定となっています。
形式
;コメント文 [LOG] ITEMCOUNT_LOG=ログファイルを出力する,または出力しない ITEMCOUNT_FILESIZE=ログファイルサイズ ITEMCOUNT_FILENUM=ログファイル面数
;(セミコロン)で始まる行は,コメント扱いとなります。
ファイル名
-
jp1itemcount.conf(ユーザーログ定義ファイル)
-
jp1itemcount.conf.model(ユーザーログ定義ファイルのモデルファイル)※
- 注※
-
モデルファイルはユーザーログ定義ファイルの内容をリセットする場合に利用してください。ユーザーログ定義ファイルを削除し,モデルファイルをコピー,リネームすることでユーザーログ定義ファイルとして使用できます。
格納先フォルダ
JP1/SSパス\conf\command\
定義の反映時期
jssitemcountコマンドを実行すると反映されます。
記述内容
次で説明する指定キーが編集できます。なお,指定キーと値は「=(イコール)」でつなぎます。
指定キー名 |
説明 |
デフォルト値 |
---|---|---|
ITEMCOUNT_LOG |
ログファイル(jssitemcount_info数字.log)を出力するかどうかを指定する。設定が不正な場合は,ログファイルは出力されない。 出力先フォルダ:JP1/SSパス\log\public\ 指定できる値はY(出力する),またはN(出力しない)。 |
Y |
ITEMCOUNT_FILESIZE |
ログファイル(jssitemcount_info数字.log)のサイズをキロバイト換算で指定する。 指定できる値は4〜16384の半角数字(整数)。 |
8192 |
ITEMCOUNT_FILENUM |
ログファイル(jssitemcount_info数字.log)の面数を指定する。 指定できる値は1〜64の半角数字(整数)。 |
2 |
ログファイルに出力されるメッセージ
ログファイルに出力されるメッセージについては,「14.1 メッセージの出力先」を参照してください。
注意事項
ログファイルを出力する設定にすると,ログファイル出力先フォルダ(JP1/SSパス\log\public\)下にmmapフォルダが作成されます。運用開始後,ログファイルのサイズと面数を変更する場合には,このmmapフォルダを削除してください。削除しないと変更が有効になりません。
定義例
ログファイルを出力する設定に変更した場合の定義例を次に示します。この定義例では,ログファイルのサイズを10メガバイト(10,240キロバイト),面数を10に変更しています。
[LOG] ITEMCOUNT_LOG=Y ITEMCOUNT_FILESIZE=10240 ITEMCOUNT_FILENUM=10