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JP1 Version 12 JP1/Service Support 構築・運用ガイド


入力候補値設定ファイル(任意)

〈このページの構成〉

説明

案件フォームの項目に表示される入力候補値,および案件フォームの項目を連動させて表示させる項目間連携について定義するファイルです。入力候補値設定ファイルは,入力補助機能を使用するプロセスワークボードごとに作成してください。

デフォルトで提供されているサンプルの入力候補値設定ファイルを,次の表に示します。これらのファイルの内容を参考に定義ファイルを作成,カスタマイズしてください。

表13‒46 デフォルトで提供されているサンプルの入力候補値設定ファイル

ファイル名

説明

JP1/SSパス\home\public\inputassist\jss_input_assist_sample.txt

サンプルの入力候補値設定ファイル

JP1/SSパス\home\public\inputassist\jss_input_assist_sample.txt.model

サンプルの入力候補値設定ファイルのモデルファイル

形式

#コメント文
#<キー値> = <値>
 
#入力候補値を設定する項目IDの設定
JIMSD_INPUT_ASSIST_n=項目ID
 :
#入力候補値の値の設定
項目ID_n=入力候補値
項目ID_n=入力候補値
 :
#項目間連携の設定
関連元の項目ID_n_RELATION_関連先の項目ID=n[,n…]
関連元の項目ID_n_RELATION_関連先の項目ID=n[,n…]
 :

#で始まる行はコメント扱いとなります。

ファイル名

入力補助機能を使用するプロセスワークボードのIDに「.txt」を付けたものがファイル名となります。例えば,プロセスワークボードのIDが「pwb」の場合,ファイル名は「pwb.txt」になります。プロセスワークボードのIDに「.txt」以外の拡張子が付いているファイル,または拡張子がないファイルは,入力候補値設定ファイルと見なされません。

格納先フォルダ

JP1/SSパス\home\public\inputassist

定義の反映時期

[案件作成]画面または[案件編集]画面を表示するときに,定義内容が反映されて画面が表示されます。

記述内容

入力候補値設定ファイルの形式は,次のようになっています。

<キー値> = <値>
 :

入力候補値設定ファイルでは,次の三つの内容をキー値と値を使って設定します。

それぞれで指定するキー値および値について次に説明します。

入力候補値を設定する項目IDの設定

ここでは,入力候補値を設定したい項目の項目IDについて設定します。

キー値

「JIMSD_INPUT_ASSIST_n」を指定します。「n」にはキー値内でユニークかつ0以上の整数を指定してください。

案件フォームの項目IDを指定します。指定できる項目とその項目IDを次の表に示します。なお,次の表にない項目IDを指定した場合は無効となります。

表13‒47 入力候補値を設定できる案件項目および項目IDの一覧

案件項目

項目ID

タイトル

JIMSD_FORM_TITLE

重大度の理由

JIMSD_FORM_SEVERITYREASON

影響度の理由

JIMSD_FORM_IMPACTREASON

優先度の理由

JIMSD_FORM_PRIORITYREASON

顧客名

JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME

問い合わせ者

JIMSD_FORM_INQUIRYNAME

プロダクト名

JIMSD_FORM_JP1PRODUCTNAME

ジョブネット名

JIMSD_FORM_JP1JOBNETNAME

ジョブ名

JIMSD_FORM_JP1JOBNAME

SNMPソース

JIMSD_FORM_JP1SNMPSRC

監視ノード名

JIMSD_FORM_JP1NODENAME

アラーム名

JIMSD_FORM_JP1ALARMNAME

イベントDB内通し番号

JIMSD_FORM_IMEVENTNO

JP1/IM - Managerのホスト名

JIMSD_FORM_IMHOSTNAME

追加項目:テキスト

JIMSD_FORM_USERTEXT01〜05

JIMSD_FORM_USERTEXT06〜15

JIMSD_FORM_USERTEXT16〜20

注※

ユーザーの作成が前提の項目です。なお,ユーザーが作成したテキスト入力系の項目は,単一行の項目(項目の型がitem-textとなっているもの)だけに入力候補値を設定でき,複数行の項目(項目の型がitem-textareaとなっているもの)には設定できません。複数行の項目に入力候補値を設定した場合,動作は保障されません。項目の型については,「13. 定義ファイル」の「案件フォーム定義ファイル(任意)」を参照してください。

設定例

入力候補値を設定したい項目が「タイトル」,「顧客名」の場合の設定例について次に示します。

JIMSD_INPUT_ASSIST_0=JIMSD_FORM_TITLE
JIMSD_INPUT_ASSIST_1=JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME

入力候補値の値の設定

ここでは,表示させる入力候補値について設定します。

キー値

項目ID_n」を指定します。「項目ID」には「入力候補値を設定する項目IDの設定」で指定した項目IDを指定してください。「n」にはキー値内でユニークかつ0以上の整数を指定してください。

指定した項目IDが誤っている場合,または「入力候補値を設定する項目IDの設定」で指定した項目IDでない場合は,指定した内容が無効となります。

表示させる入力候補値を指定します。指摘できる文字列長は,システムプロパティのhptl_jp1_imss_input_assist_nominate_string_maxで定義します。入力候補値が全角文字を含む場合,全角文字は3バイトまたは4バイトに換算されます。

設定例

「顧客名」の入力候補値に「A社」,「B社」を設定したい場合の設定例について次に示します。

JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME_0=A社
JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME_1=B社

項目間連携の設定

ここでは,項目間連携について設定します。項目を連携させることで,関連元の項目で指定した選択肢にあわせて,関連先の項目の入力候補値を絞り込むことができます。

関連元には,案件フォームの項目の形式がテキスト入力系および選択系の項目を設定できます。関連先には,項目の形式がテキスト入力系の項目を設定できます。

ただし,テキスト入力系の項目に項目間連携を設定する場合,関連元および関連先のどちらのときでも,項目に入力候補値を設定する必要があります。項目間の連携では関連元の項目で指定した選択肢にあわせて,関連先の項目の入力候補値を絞り込むので,関連元および関連先の項目が選択形式である必要があるためです。

また,テキスト入力系の項目は単一行の項目(項目の型がitem-textとなっているもの)だけに項目間連携を設定でき,複数行の項目(項目の型がitem-textareaとなっているもの)には設定できません。複数行の項目に入力候補値を設定した場合,動作は保証されません。関連元および関連先に設定できる項目の一覧については,表13-48および表13-49を参照してください。

なお,項目間連携では,項目を次のように関連づけることもできます。

  • 一つの関連元に対して複数の関連先を設定できます。

    例えば,関連元に「顧客名」を設定して,関連先に「タイトル」と「問い合わせ者」を設定することもできます。ただし,複数の関連元に対して一つの関連先を設定することはできません。この設定をした場合は無効となります。

  • 関連先となった項目を関連元の項目に設定できます。

    例えば,関連元の「顧客名」に対して関連先を「問い合わせ者」と設定し,かつ「問い合わせ者」を関連元としてその関連先を「タイトル」に設定することもできます。

  • 一つの関連元で選択肢が決まると,関連しているすべての項目の入力候補値が決まるよう設定できます。

    例えば,「顧客名」,「問い合わせ者」,「タイトル」の三つを関連づけると,次のように入力候補値が決まります。

    • 「顧客名」での選択にあわせて,「問い合わせ者」と「タイトル」の入力候補値が決まる。

    • 「問い合わせ者」での選択にあわせて,「顧客名」と「タイトル」の入力候補値が決まる。

    • 「タイトル」での選択にあわせて,「顧客名」と「問い合わせ者」の入力候補値が決まる。

    このように関連づけたい場合は,関連元に「顧客名」で関連先に「問い合わせ者」,関連元に「問い合わせ者」で関連先に「タイトル」,関連元に「タイトル」で関連先に「顧客名」を設定します。

キー値

関連元と関連先の項目をマッピングさせるために,「関連元の項目ID_n_RELATION_関連先の項目ID」の形式でキー値を指定します。

関連元の項目ID」および「n」は,関連元の項目の形式がテキスト入力系か選択系かによって,指定する値が異なります。「関連先の項目ID」には,関連先となる項目の項目IDを指定します。

関連元の項目ID」および「n」で指定する値について,関連元の項目の形式がテキスト入力系の場合と選択系の場合に分けて説明します。

テキスト入力系の場合

関連元の項目ID_n」には,関連元の入力候補値を設定したときに「入力候補値の値の設定」のキー値で指定した「項目ID_n」を指定します。

選択系の場合

関連元の項目ID」には案件フォームの項目ID,「n」には,案件フォーム定義ファイルの「選択系の項目の形式」にある「option value="表示順序"」の表示順序に入力されている値と同じ値を指定します。

選択系の項目の項目IDは表13-49を参照してください。「option value="表示順序"」の値については,「13. 定義ファイル」の「案件フォーム定義ファイル(任意)」を参照してください。

関連先の項目の入力候補値を絞り込むために,「n[,n…]」の形式で値を指定します。

n」には,関連先の項目で入力候補値を設定するために指定した,「入力候補値の値の設定」のキー値の「n」を指定します。「入力候補値の値の設定」のキー値の「n」以外の値が指定された場合は無効となります。

複数の値を指定したい場合は半角のコンマで区切ります。

設定例

関連元に「顧客名」,関連先に「問い合わせ者」を指定して,項目間連携を設定する場合の設定例を次に示します。

JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME_0_RELATION_JIMSD_FORM_INQUIRYNAME=0,1,2
JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME_1_RELATION_JIMSD_FORM_INQUIRYNAME=3,4

関連元および関連先に設定できる項目の一覧について,関連元の項目の形式がテキスト入力系または選択系ごとに次の表に示します。

表13‒48 関連元および関連先に設定できる項目の一覧(関連元がテキスト入力系の場合)

関連元の案件項目(項目ID)

関連先に設定できる案件項目

タイトル(JIMSD_FORM_TITLE)

重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

重大度の理由(JIMSD_FORM_SEVERITYREASON)

タイトル,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

影響度の理由(JIMSD_FORM_IMPACTREASON)

タイトル,重大度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

優先度の理由(JIMSD_FORM_PRIORITYREASON)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

顧客名(JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

問い合わせ者(JIMSD_FORM_INQUIRYNAME)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

プロダクト名(JIMSD_FORM_JP1PRODUCTNAME)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

ジョブネット名(JIMSD_FORM_JP1JOBNETNAME)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

ジョブ名(JIMSD_FORM_JP1JOBNAME)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

SNMPソース(JIMSD_FORM_JP1SNMPSRC)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

監視ノード名(JIMSD_FORM_JP1NODENAME)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

アラーム名(JIMSD_FORM_JP1ALARMNAME)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

イベントDB内通し番号(JIMSD_FORM_IMEVENTNO)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

JP1/IM - Managerのホスト名(JIMSD_FORM_IMHOSTNAME)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,追加項目:テキスト(01〜20)

追加項目:テキスト(JIMSD_FORM_USERTEXT01〜05)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(06〜20)

追加項目:テキスト(JIMSD_FORM_USERTEXT06〜15)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜05,16〜20)

追加項目:テキスト(JIMSD_FORM_USERTEXT

16〜20)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜15)

表13‒49 関連元および関連先に設定できる項目の一覧(関連元が選択系の場合)

関連元の案件項目(項目ID)

関連先に指定できる案件項目

重大度(JIMSD_FORM_SEVERITYCODE)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

影響度(JIMSD_FORM_IMPACTCODE)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

優先度(JIMSD_FORM_PRIORITYCODE)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

案件種別(JIMSD_FORM_ITEMCATEGORYCODE)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

問題分野(JIMSD_FORM_ISSUECATEGORYCODE)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

変更の規模(JIMSD_FORM_CHANGESCALECODE)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

リリースタイプ(JIMSD_FORM_RELEASETYPECODE)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

結果(JIMSD_FORM_RESULTCODE)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

現象種別(JIMSD_FORM_PHENOMENONCODE)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

解決区分(JIMSD_FORM_SOLUTIONCODE)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

回避策種別(JIMSD_FORM_AVOIDANCECODE)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

要因(JIMSD_FORM_CAUSECODE)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

ユーザー追加コード項目(JIMSD_FORM_USERCODE01〜05)

タイトル,重大度の理由,影響度の理由,優先度の理由,顧客名,問い合わせ者,プロダクト名,ジョブネット名,ジョブ名,SNMPソース,監視ノード名,アラーム名,イベントDB内通し番号,JP1/IM - Managerのホスト名,追加項目:テキスト(01〜20)

注意事項

定義例

定義例1

「顧客名」に入力候補値を表示する場合の入力候補値設定ファイルの定義例を示します。「顧客名」の入力候補値は「A社」,「B社」,「C社」です。

#入力候補値を設定する案件項目IDの設定
JIMSD_INPUT_ASSIST_0=JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME
 
#入力候補値の値の設定
JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME_0=A社
JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME_1=B社
JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME_2=C社

定義例2

関連元と関連先ともにテキスト入力系の形式である項目に対し,項目間連携を設定する場合の入力候補値設定ファイルの定義例を示します。

関連元を「顧客名」,関連先を「問い合わせ者」として設定します。「顧客名」の入力候補値は「A社」,「B社」,「C社」,「D社」です。「問い合わせ者」の入力候補値は「日立太郎」,「日立次郎」,「日立三郎」,「日立四郎」,「日立五郎」です。

関連元で「A社」が選択された場合は,関連先の入力候補値として「日立太郎」,「日立次郎」が表示されます。関連元で「B社」が選択された場合は,関連先の入力候補値として「日立次郎」,「日立三郎」が表示されます。関連元で「C社」が選択された場合は,関連先の入力候補値として「日立三郎」,「日立四郎」が表示されます。関連元で「D社」が選択された場合は,関連先の入力候補値として「日立四郎」,「日立五郎」が表示されます。

#入力候補値を設定する案件項目IDの設定
JIMSD_INPUT_ASSIST_0=JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME
JIMSD_INPUT_ASSIST_1=JIMSD_FORM_INQUIRYNAME
 
#入力候補値の値の設定
JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME_0=A社
JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME_1=B社
JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME_2=C社
JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME_3=D社
JIMSD_FORM_INQUIRYNAME_0=日立太郎
JIMSD_FORM_INQUIRYNAME_1=日立次郎
JIMSD_FORM_INQUIRYNAME_2=日立三郎
JIMSD_FORM_INQUIRYNAME_3=日立四郎
JIMSD_FORM_INQUIRYNAME_4=日立五郎
 
#項目間連携の設定
JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME_0_RELATION_JIMSD_FORM_INQUIRYNAME=0,1
JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME_1_RELATION_JIMSD_FORM_INQUIRYNAME=1,2
JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME_2_RELATION_JIMSD_FORM_INQUIRYNAME=2,3
JIMSD_FORM_CUSTOMERNAME_3_RELATION_JIMSD_FORM_INQUIRYNAME=3,4

定義例3

関連元が選択系の形式,関連先がテキスト入力系の形式である項目に対し,項目間連携を設定する場合の入力候補値設定ファイルの定義例を示します。

関連元を「重大度」,関連先を「重大度の理由」として設定します。「重大度」は,案件フォーム定義ファイルで次のように定義されています。

<item-code fiid="JIMSD_FORM_SEVERITYCODE" search="true" >
      <label labelname="重大度" />
      <options>
        <option value="0"></option>
        <option value="1">緊急</option>
        <option value="2">警戒</option>
        <option value="3">致命的</option>
      </options>
</item-code>

「重大度の理由」の入力候補値は,「理由」,「理由1」,「理由2」,「理由3」,「理由4」,「理由5」です。

関連元で「選択なし」の場合は,関連先の入力候補値として「理由」,「理由1」,「理由2」が表示されます。関連元で「緊急」が選択された場合は,関連先の入力候補値として「理由3」,「理由4」,「理由5」が表示されます。関連元で「警戒」が選択された場合は,関連先の入力候補値として「理由1」,「理由3」,「理由5」が表示されます。

#入力候補値を設定する案件項目IDの設定
JIMSD_INPUT_ASSIST_0=JIMSD_FORM_SEVERITYREASON
 
#入力候補値の値の設定
JIMSD_FORM_SEVERITYREASON_0=理由
JIMSD_FORM_SEVERITYREASON_1=理由1
JIMSD_FORM_SEVERITYREASON_2=理由2
JIMSD_FORM_SEVERITYREASON_3=理由3
JIMSD_FORM_SEVERITYREASON_4=理由4
JIMSD_FORM_SEVERITYREASON_5=理由5
 
#項目間連携の設定
JIMSD_FORM_SEVERITYCODE_0_RELATION_JIMSD_FORM_SEVERITYREASON=0,1,2
JIMSD_FORM_SEVERITYCODE_1_RELATION_JIMSD_FORM_SEVERITYREASON=3,4,5
JIMSD_FORM_SEVERITYCODE_2_RELATION_JIMSD_FORM_SEVERITYREASON=1,3,5