Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Service Support 構築・運用ガイド


案件保存DBセットアップ情報設定ファイル(jssitemstoredbinfo.bat)

〈このページの構成〉

説明

案件保存DBをセットアップするために必要な情報を設定した定義ファイルです。

形式

@set ADD_AREA=A
@setADD_AREA_DIRECTORY=案件保存DB格納先フォルダ名

ファイル名

格納先フォルダ

JP1/SSパス\conf\setup\

定義の反映時期

jssitemstoredbsetup.batコマンドの実行時に反映されます。

記述内容

次で説明する指定キーが編集できます。なお,指定キーと値は「=(イコール)」でつなぎます。

表13‒23 案件保存DBセットアップ情報設定ファイルで設定できる指定キー一覧

指定キー名

説明

デフォルト値

@set ADD_AREA

セットアップする案件保存DBの保存エリアを指定する。

  • A:保存エリアA

  • B:保存エリアB

@set ADD_AREA_DIRECTORY

セットアップする案件保存DBの格納先フォルダのパスを,133バイト以内の絶対パスで指定する。なお,同一のフォルダに対して複数回拡張できる。

指定できる文字は,半角英数字,「.(ピリオド)」,「_(アンダーバー)」,「(」,「)」,「\」および半角スペース。なお,次に示すフォルダは指定できない。

  • 存在しないフォルダ

  • フォルダ名の末尾が「\

  • ネットワークドライブ

  • ドライブ直下

  • 予約デバイス名

また,クラスタ環境の場合は,共有ディスク以外のフォルダは指定できない。

(凡例)

−:設定値なし

注意事項

定義例

案件保存DB(D:\Program Files (x86)\Hitachi\JP1SS\itemstoredb)に保存エリアAをセットアップする場合の定義例を次に示します。

@set ADD_AREA=A
@set ADD_AREA_DIRECTORY=D:\Program Files (x86)\Hitachi\JP1SS\itemstoredb