9.16.4 JP1/UCMDBと連携するための環境設定
JP1/UCMDBと連携することで,JP1/Service Supportで管理する案件とJP1/UCMDBで管理する機器情報を関連づけて,参照できます。JP1/Service Supportは,JP1/UCMDBと連携するために,次の環境設定が必要です。
(1) JP1/Service Supportでの設定
JP1/Service Supportでは,JP1/UCMDBと連携するために,次の環境設定が必要です。
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機器情報外部参照プロパティファイル(hptl_jp1_imss_ci_link_setting.properties)の設定
機器情報外部参照プロパティファイル(hptl_jp1_imss_ci_link_setting.properties)に,JP1/UCMDBサーバに接続するためのユーザーIDおよびパスワードを設定します。
機器情報外部参照プロパティファイル(hptl_jp1_imss_ci_link_setting.properties)の詳細については,「13. 定義ファイル」の「機器情報外部参照プロパティファイル(hptl_jp1_imss_ci_link_setting.properties)」を参照してください。
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三つのjarファイルのコピー
次のとおり,JP1/UCMDBから三つのjarファイルを取得し,JP1/Service Supportにコピーしてください。
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JP1/UCMDBライブラリを取得する。
次のファイルを取得します。
JP1/UCMDBパス\deploy-api\ucmdb-api-8.0.war
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三つのjarファイルの名称を変更する。
手順.1で取得したucmdb-api-8.0.warファイルを展開し,次のとおりファイル名を変更します。
変更前
変更後
api-client-80-9.0.2.139.jar※
api-client.jar
api-interfaces-80-9.0.2.139.jar※
api-interfaces.jar
api-server-80-9.0.2.139.jar※
api-server.jar
注※ JP1/UCMDBのバージョンが09-50の場合のファイル名です。数字の部分については,JP1/UCMDBのバージョンによって異なります。
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三つのjarファイルをJP1/Service Supportにコピーする。
手順.2で名称を変更したファイルを次のフォルダにコピーします。
JP1/SSパス\home\public\plugin\ucmdb
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(2) JP1/UCMDBでの設定
JP1/UCMDBでは,JP1/Service Supportと連携するための環境設定は必要ありません。