8.3 クラスタ運用時のJP1/Service Supportの起動と終了
クラスタシステムで論理ホストのJP1/Service Supportを運用する場合は，クラスタソフトの制御によってJP1/Service Supportを起動，停止します。
クラスタシステムでは，実行系サーバでアプリケーションを実行し，システムダウンなどの障害発生時に待機系サーバへフェールオーバーするために，アプリケーションをクラスタソフトに登録して起動と停止を制御しています。JP1/Service Supportをクラスタ運用する場合も，クラスタソフトがJP1/Service Supportを制御するように登録して運用します。
また，クラスタ運用しているJP1/Service Supportは，クラスタソフトの操作によって起動，停止をしてください。Windows Server 2016，Windows Server 2012 R2，またはWindows Server 2012の［サービス］ダイアログボックスなどを使って手動で起動，停止した場合は，クラスタソフトの管理するJP1/Service Supportの動作状態と実際の動作状態が異なってしまい，障害と判定される場合があります。
サービスを起動するときは，次の順序で起動してください。
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JP1/Service Support - DB Clusterサービス
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JP1/Service Support - DB Serverサービス
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JP1/Service Supportサービス
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JP1/Service Support - Web Serviceサービス
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JP1/Service Support - Task Serviceサービス※
- 注※
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案件情報の集計，期限前通知，滞留案件通知，およびメールで案件登録コマンドを自動実行したい場合は，JP1/Service Support - Task Serviceサービスを起動します。これらのコマンドを自動実行する場合，タスク実行サービス定義ファイルに設定する必要があります。
タスク実行サービス定義ファイルが，デフォルトの状態でJP1/Service Support - Task Serviceサービスを起動させると失敗します。詳細については，「13. 定義ファイル」の「タスク実行サービス定義ファイル（jp1imss_service_setting.conf）」を参照してください。
サービスを終了するときは，次の順序で停止してください。
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JP1/Service Support - Task Serviceサービス
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JP1/Service Support - Web Serviceサービス
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JP1/Service Supportサービス
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JP1/Service Support - DB Serverサービス
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JP1/Service Support - DB Clusterサービス
クラスタ運用の詳細については，「10. クラスタシステムでの運用と環境構築」を参照してください。