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JP1 Version 12 JP1/Service Support 構築・運用ガイド


8.1 JP1/Service Supportの起動

JP1/Service Supportを起動するには,JP1/Service Supportのサービスを起動させる必要があります。

サービスは,Windows Server 2016,Windows Server 2012 R2,またはWindows Server 2012のサービスコントロールマネージャから起動できます。サービスを起動するときは,次の順序で起動してください。

  1. JP1/Service Support - DB Serverサービス

  2. JP1/Service Supportサービス

  3. JP1/Service Support - Web Serviceサービス

  4. JP1/Service Support - Task Serviceサービス

    注※

    案件情報の集計,期限前通知,滞留案件通知およびメールによる案件登録コマンドを自動実行したい場合は,JP1/Service Support - Task Serviceサービスを起動します。

    これらのコマンドを自動実行する場合,タスク実行サービス定義ファイルに設定する必要があります。タスク実行サービス定義ファイルがデフォルトの状態でJP1/Service Support - Task Serviceサービスを起動させると,実行するコマンドがないので失敗します。詳細については,「13. 定義ファイル」の「タスク実行サービス定義ファイル(jp1imss_service_setting.conf)」を参照してください。

それぞれのサービスを起動する手順を次に示します。

  1. スタート画面から,[管理ツール]−[サービス]を選択するか,スタート画面の[すべてのアプリ]−[サービス]を選択する。

    [サービス]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 起動するサービスを右クリックし,ポップアップメニューから[開始]を選択する。

注意事項

JP1/Service Supportが使用するポート番号が,他製品が使用しているポート番号と重複している場合は,「データベースの初期化に失敗する」,「サービス起動に失敗する」または「WWWブラウザーからの接続に失敗する」ことがあります。次のポート番号を確認して,ポート番号が重複している場合は,重複した自システムのポート番号のどちらかを変更してください。

  • 案件管理DBサーバとの通信用のポート番号

  • WWWサーバ,およびWWWブラウザーとの通信用のポート番号

  • WWWコンテナサーバとWWWサーバの連携用のポート番号

  • WWWコンテナサーバとの通信をシャットダウンするときに使用するポート番号

  • システム設定用のWWWサーバとの通信用ポート番号

注※

jsssetup.batコマンドとjssdbinit.batコマンドの実行時に次のメッセージが出力されます。

KNAB26109-E データベースの初期化に失敗しました。(詳細コード:18)