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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


IMパラメーター定義ファイル(jp1co_param_V7.conf)

〈このページの構成〉

形式

[論理ホスト名\JP1CONSOLEMANAGER]
"SEND_PROCESS_TERMINATED_ABNORMALLY_EVENT"=dword:
"SEND_PROCESS_RESTART_EVENT"=dword:

ファイル

jp1co_param_V7.conf(IMパラメーター定義ファイル)

jp1co_param_V7.conf.model(IMパラメーター定義ファイルのモデルファイル)

格納先ディレクトリ

Windowsの場合
物理ホストのとき

Consoleパス\conf\

論理ホストのとき

共有フォルダ\jp1cons\conf\

UNIXの場合
物理ホストのとき

/etc/opt/jp1cons/conf/

論理ホストのとき

共有ディレクトリ/jp1cons/conf/

説明

JP1/IM - Managerのプロセスの異常,また,異常終了からの自動復旧時にJP1イベントを発行するかどうかを定義するファイルです。JP1/IM - Managerのプロセス,および発行できるJP1イベントは次のようになります。

プロセスの異常や異常終了からの自動復旧時にJP1イベントを発行することにより,JP1/IM - Manager自身の障害を履歴管理できるようになります。このため,この定義ファイルを使って,JP1イベントを発行する設定にすることをお勧めします。

必要な定義内容をモデルファイルとして提供しています。設定を変更する場合は,モデルファイルをコピーして,内容を編集してください。

定義の反映時期

この定義ファイルを引数にjbssetcnfコマンドを実行し,JP1/IM - Managerを再起動したあとに有効になります。

記述内容

[論理ホスト名\JP1CONSOLEMANAGER]

JP1/IM - Managerの環境設定のキー名称です。

論理ホスト名の部分を,物理ホストの場合はJP1_DEFAULTに,論理ホストの場合は論理ホスト名に設定します。

"SEND_PROCESS_TERMINATED_ABNORMALLY_EVENT"=dword:

値を「1」にすると,次の場合にJP1イベントを発行します。

  • プロセスが異常終了した場合(イベントIDが3F90のJP1イベントが発行される)

  • 起動時に起動通知がなく,タイムアウトした場合(イベントIDが3F91のJP1イベントが発行される)

デフォルトは「0」でJP1イベントを発行しません。

JP1イベントの詳細については,「3.2.2 JP1イベントの詳細」を参照してください。

"SEND_PROCESS_RESTART_EVENT"=dword:

値を「1」にすると,次の場合にJP1イベントを発行します。

  • プロセス再起動の機能により,異常終了したプロセスの再起動が完了した場合(イベントIDが3F92のJP1イベントが発行される)

デフォルトは「0」でJP1イベントを発行しません。

JP1イベントの詳細については,「3.2.2 JP1イベントの詳細」を参照してください。

定義例

[JP1_DEFAULT\JP1CONSOLEMANAGER]
"SEND_PROCESS_TERMINATED_ABNORMALLY_EVENT"=dword:0
"SEND_PROCESS_RESTART_EVENT"=dword:0

ファイルの終端が最下行の先頭になるようにしてください。