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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


jp1cshaverup.bat(Windows限定)

〈このページの構成〉

機能

JP1/IM - Managerで設定した論理ホスト環境をバージョンアップします。論理ホスト環境のJP1/IM - Managerをバージョンアップした場合に実行してください。

形式

jp1cshaverup.bat -h 論理ホスト名
                [-w 作業ディレクトリ]

実行権限

Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

格納先ディレクトリ

Scopeパス\bin\

引数

-h 論理ホスト名

バージョンアップする論理ホスト名を指定します。このオプションを省略した場合は,エラーとなります。

-w 作業ディレクトリ

JP1/IM - Manager(セントラルスコープ)の論理ホスト環境をバージョンアップするための作業フォルダをフルパスで指定します。パスに空白を含む場合は,「"」で囲んで指定します。

このオプションを省略した場合は,Scopeパス\tmp\を仮定します。

注意事項

戻り値

0

正常終了

1

指定した論理ホスト名が存在しない

2

引数エラー

4

コマンドを実行する権限がない

12

メモリー不足

13

ディスク容量不足

31

DB初期化エラー

32

データアクセスエラー

42

サービスが起動中

45

新しいバージョンのデータベースに対してコマンドを実行しようとした

99

その他のエラー

使用例

作業フォルダC:\temp\で,08-01のJP1/IM - Manager(セントラルスコープ)の論理ホスト環境logicalhostをバージョンアップします。

jp1cshaverup -h logicalhost -w C:\temp

出力例

クラスタ環境のバージョンアップ処理を開始します
KAVB7750-I データベースのバージョンアップは完了しました
KAVB7624-I jcsdbconvertコマンドの実行が正常終了しました
バージョンアップに成功しました