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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


jp1csverup(UNIX限定)

〈このページの構成〉

機能

08-01以前のJP1/IM - Manager(セントラルスコープ)で設定した物理ホストの環境をバージョンアップします。08-01以前のJP1/IM - Manager(セントラルスコープ)からバージョンアップした場合に実行してください。

インストールした新しいバージョンのJP1/IM - Manager(セントラルスコープ)の機能を使用したい場合には必ず実行してください。ただし,08-01以前の機能範囲で使用したい場合には,実行しないでください。

形式

jp1csverup [-w 作業ディレクトリ]

実行権限

スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

/opt/jp1scope/bin/

注 このコマンドは,Linux版JP1/IM - Managerには同梱されていません。

引数

-w 作業ディレクトリ

JP1/IM - Manager(セントラルスコープ)の物理ホストの環境をバージョンアップするための作業ディレクトリをフルパスで指定します。

このオプションを省略した場合は,/opt/jp1scope/tmp/を仮定します。

注意事項

戻り値

0

正常終了

2

引数エラー

4

コマンドを実行する権限がない

12

メモリー不足

13

ディスク容量不足

31

DB初期化エラー

32

データアクセスエラー

42

サービスが起動中

45

新しいバージョンのデータベースに対してコマンドを実行しようとした

99

その他のエラー

使用例

作業ディレクトリ/temp/で,08-01のJP1/IM - Manager(セントラルスコープ)の物理ホスト環境をバージョンアップします。

jp1csverup -w /temp

出力例

バージョンアップ処理を開始します
KAVB7750-I データベースのバージョンアップは完了しました
KAVB7624-I jcsdbconvertコマンドの実行が正常終了しました
バージョンアップに成功しました