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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


jp1cshaverup(UNIX限定)

〈このページの構成〉

機能

JP1/IM - Managerで設定した論理ホスト環境をバージョンアップします。論理ホスト環境のJP1/IM - Managerをバージョンアップした場合に実行してください。

形式

jp1cshaverup -h 論理ホスト名
             [-w 作業ディレクトリ]

実行権限

スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

/opt/jp1scope/bin/

注 このコマンドは,Linux版JP1/IM - Managerには同梱されていません。

引数

-h 論理ホスト名

バージョンアップする論理ホスト名を指定します。このオプションを省略した場合は,エラーとなります。

-w 作業ディレクトリ

JP1/IM - Manager(セントラルスコープ)の論理ホスト環境をバージョンアップするための作業ディレクトリをフルパスで指定します。

このオプションを省略した場合は,/opt/jp1scope/tmp/を仮定します。

注意事項

戻り値

0

正常終了

1

指定した論理ホスト名が存在しない

2

引数エラー

4

コマンドを実行する権限がない

12

メモリー不足

13

ディスク容量不足

31

DB初期化エラー

32

データアクセスエラー

42

サービスが起動中

45

新しいバージョンのデータベースに対してコマンドを実行しようとした

99

その他のエラー

使用例

作業ディレクトリ/temp/で,08-01のJP1/IM - Manager(セントラルスコープ)の論理ホスト環境logicalhostをバージョンアップします。

jp1cshaverup -h logicalhost -w /temp

出力例

クラスタ環境のバージョンアップ処理を開始します
KAVB7750-I データベースのバージョンアップは完了しました
KAVB7624-I jcsdbconvertコマンドの実行が正常終了しました
バージョンアップに成功しました