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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


jcoegsstop

〈このページの構成〉

機能

相関イベント発行機能の状態を,相関稼働から機能停止に移行します。相関イベント発行機能は機能停止状態になると,相関イベントの発行処理を停止します。

jcoegsstopコマンドは,相関イベント発行機能を停止させずに,相関イベントの発行処理だけを休止したい場合に使用します。なお,相関イベント発行機能の状態を相関稼働に戻したい場合,jcoegsstartコマンドを実行するか,JP1/IM - Managerを再起動してください。

jcoegsstopコマンドで状態の移行に成功すると,JP1イベント(00003F26)が発行されます。JP1イベント(00003F26)については,「3.2.2 JP1イベントの詳細」を参照してください。

形式

jcoegsstop [-h 論理ホスト名]

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

UNIXの場合:スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

Consoleパス\bin\

UNIXの場合

/opt/jp1cons/bin/

引数

-h 論理ホスト名

クラスタシステムで運用している場合に,論理ホスト名を指定します。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。クラスタシステムを使用していない場合には指定は不要です。

注意事項

戻り値

0

相関イベント発行機能の停止に成功した

1

相関イベント発行機能の停止に失敗した

2

相関イベント発行機能との通信がタイムアウトした

100

実行権限がない(Windows限定)

UNIXの場合は,rootに対してだけ実行権限を与える

101

引数エラー

102

通信エラー

255

その他の異常終了(システムエラー)

使用例

物理ホスト(hostP)の相関イベント発行機能を停止する場合
入力値
jcoegsstop
結果
KAJV3301-I hostPの相関イベント発行機能を停止しました