Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 画面リファレンス


3.17 [繰り返しイベント条件設定]画面

[繰り返しイベント条件設定]画面では,繰り返しイベント監視抑止の繰り返しイベント条件を編集して登録します。

この画面には,[基本設定]ページと[オプション]ページがあります。

この画面の表示方法を次に示します。

この画面で設定するイベント条件の中に,条件を何も設定していないイベント条件がある場合,すべてのJP1イベントをイベント条件に一致すると見なします。

なお,[繰り返しイベント条件設定]画面を表示するには,JP1_Console_Admin権限が必要です。また,業務グループの参照・操作制限を設定している場合,JP1 資源グループとJP1権限レベルの組み合わせによっては操作できないことがあります。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」の「4.1.4(2) JP1ユーザーに対するJP1資源グループとJP1権限レベルの割り当て」を参照してください。

この画面の[基本設定]ページ,および[オプション]ページの各項目を設定し,[OK]ボタンをクリックすると,設定した内容が[繰り返しイベント条件一覧]画面に追加されます

注※ 設定が有効になるのは次の場合です。

[繰り返しイベント条件設定]画面を次に示します。

図3‒35 [繰り返しイベント条件設定]画面

[図データ]

表示項目を次に示します。

[繰り返しイベント条件名]

繰り返しイベント条件の名称を入力します。シフトJISコード換算で1〜50バイトの文字列で指定します。指定できる文字は,制御文字(0x00〜0x1F,0x7F〜0x9F)以外の文字列です。

[繰り返しイベント条件設定]画面を起動すると,初期値が入力されて表示されます。入力される初期値は,[繰り返しイベント条件で抑止]メニューから[繰り返しイベント条件設定]画面を起動した場合と,[繰り返しイベント条件一覧]画面から起動した場合で異なります。[繰り返しイベント条件一覧]画面から[繰り返しイベント条件設定]画面を起動した場合の初期値は,「繰り返しイベント条件n」となります。[繰り返しイベント条件で抑止]メニューから[繰り返しイベント条件設定]画面を起動した場合の初期値は,「追加繰り返しイベント条件n」が表示されます。初期値は,繰り返しイベント条件自動入力定義ファイルで変更できます。nはすでに定義されている繰り返しイベント条件名と重複しないように,1からイベント条件の最大定義数のうち,最小の数値(半角)が設定されます。表示された文字列は,編集できます。

[繰り返しイベント条件一覧]ですでに表示されている繰り返しイベント条件と同じ名称を指定した場合は,KAVB0252-Eのメッセージのダイアログボックスが表示されます。

[コメント]

繰り返しイベント条件に対するコメントをシフトJISコード換算で1,024バイト以内の文字列で指定します。指定できる文字は,制御文字(0x00〜0x1F,0x7F〜0x9F)以外の文字列です。[繰り返しイベント条件一覧]画面から起動した場合は,空欄です。右クリックで表示されるポップアップメニューの[繰り返しイベント条件で抑止]メニューから起動した場合は,繰り返しイベント条件を追加したJP1ユーザー名と追加した日時(YYYY/MM/DD hh:mm:ss)が表示されます。なお,追加した日時のタイムゾーンは,JP1/IM - Viewのタイムゾーンです。表示された文字列は,編集できます。

[基本設定]ページ

繰り返しイベント条件,および抑止設定を指定するページが表示されます。

[オプション]ページ

繰り返しイベント条件の同一属性値条件,抑止開始/抑止終了,および抑止継続通知を指定するページが表示されます。

〈この節の構成〉