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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 運用ガイド


10.1.1 バッチジョブ実行システムと連携する場合のシステム構成

バッチジョブ実行システムとJP1/IMを連携する場合のシステム構成について説明します。

図10‒1 バッチジョブ実行システムとJP1/IMの構成例

[図データ]

図の例では,拠点マネージャーがある階層型のシステムで,バッチジョブ実行システムを監視しています。

各サーバの役割,および前提製品について説明します。適用OSについては,各製品のマニュアルを参照してください。また,適用バージョンについては,JP1/IM - Managerのリリースノートを参照してください。

ビューアー

JP1/IM - ViewからJP1/IM - Managerに接続して,監視や操作をします。前提製品を次に示します。

  • JP1/IM - View

統合マネージャー

システムを統合管理するサーバです。前提製品を次に示します。

  • JP1/IM - Manager

  • JP1/Base

拠点マネージャーまたは中継マネージャー

大規模なシステムを監視する場合などシステムを階層で管理したい場合に,統合マネージャーの下に配置するサーバです。前提製品を次に示します。

  • JP1/IM - Manager

  • JP1/Base

JP1/IMエージェント(JP1/AJSマネージャー)

JP1/IMの監視対象のサーバです。図の例では,JP1/AJSのマネージャーでもあります。前提製品を次に示します。

  • JP1/AJS - Manager

  • JP1/Base

バッチジョブ実行サーバ(JP1/AJSエージェント)

JP1/AJS - Managerから実行依頼を受けたバッチジョブなどの処理を実行するサーバです。バッチジョブ実行サーバは,JP1/IMの構成管理対象に含まれていなくても,JP1/IMと連携できます。JP1/IM - Managerとバッチジョブ実行サーバのBJEXまたはJP1/ASは1:nnは1以上の整数)の構成で連携できます。連携する場合の設定方法については,「10.3 BJEXまたはJP1/ASと連携するための設定」を参照してください。

前提製品を次に示します。

  • JP1/AJS - Agent

  • JP1/Base

  • BJEXまたはJP1/AS