5.2 JP1イベントの見方([イベント一覧]画面)
[イベント一覧]画面でシステムの属性や対処状況を確認することで,次のような運用ができます。
[統合オペレーション・ビューアー]画面の[稼働状況]領域,および[詳細表示]領域で項目を選択すると,選択した項目で発生しているJP1イベントの一覧が[イベント一覧]領域に表示されます。
新しいJP1イベントはイベント一覧の下に追加されます。到着日時が最も新しいJP1イベントが,イベント一覧の最も下に表示されます。
イベント一覧に表示されるのは,次のイベントです。
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統合監視DBに登録されたイベント
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選択した項目が発生元となるイベントおよび配下のすべての項目が発生元となるイベント
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資源グループ・業務グループを設定している場合は,ログインしたユーザーに参照権限がある項目
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ユーザーフィルターを設定している場合は,ユーザーフィルターの設定に従ってフィルターを通過したイベント
[イベント一覧]画面でシステムの属性や対処状況を確認することで,次のような運用ができます。
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システムに関連するイベントをすぐ絞り込みできるため,障害が発生したシステムの状態をすばやく確認できる
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イベントの詳細情報で,障害の原因や対処方法について詳細な調査ができる
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イベントの対処状況を簡単に変更できる
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集約イベントの場合は,[繰り返しイベント一覧]画面を表示することで,[繰り返しイベント一覧]画面で集約された繰り返しイベントを確認できます。[繰り返しイベント一覧]画面は,イベント一覧の[繰り返しイベント一覧]メニューをクリックすると表示されます。
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イベントがモニター起動対象のイベントの場合は,イベントに対応するアプリケーションの画面を起動し,イベントに関するより詳しい情報を確認できます。イベント一覧の[モニター起動]メニューからモニター起動できます。