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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 運用ガイド


3.1.3 クラスタシステムで運用する場合

プラットフォーム(OSおよびクラスタソフトの種類)にかかわらず,クラスタシステムで論理ホストのJP1/IM - Managerを運用する場合は,クラスタソフトの制御によってJP1/IM - Managerを起動します。

クラスタシステムでは,実行系サーバでアプリケーションを実行し,システムダウンなどの障害発生時に待機系サーバへフェールオーバーするために,アプリケーションをクラスタソフトに登録して起動停止を制御しています。JP1/IM - Managerをクラスタ運用する場合も,クラスタソフトがJP1/IM - Managerを制御するように登録して運用します。

なお,クラスタ運用しているJP1/IM - Managerは,クラスタソフトの操作によって起動・停止をしてください。コマンドを実行するなど手動で起動・停止した場合は,クラスタソフトの管理するJP1/IM - Managerの動作状態と実際の動作状態が異なってしまい,障害と判定される場合があります。

起動順序については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド」の「7.4 新規インストール・セットアップでのクラスタソフトへの登録(Windowsの場合)」,「8.4 新規インストール・セットアップでのクラスタソフトへの登録(UNIXの場合)」を参照してください。