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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド


1.4 IMデータベースの構築(Windowsの場合)

IMデータベースを使用して,システムで発生したイベントを監視します。IMデータベースには,統合監視DBとIM構成管理DBとがあります。統合監視DBは,インテリジェント統合管理基盤,またはセントラルコンソールを利用する場合に使用します。IM構成管理DBは,IM構成管理を使用してシステムの階層構成を管理します。統合監視DBとIM構成管理DBを使用した場合に利用できる機能の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」の「2.5 IMデータベースが提供する機能」を参照してください。

システム構築時および運用開始後に,統合監視DB,IM構成管理DBのどちらかまたは両方が必要になったときは,その時点でIMデータベースを構築できます。

IMデータベースは,JP1/IM - Managerサービスより先に,起動する必要があります。マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 運用ガイド」の「3.1.1 Windowsの場合」を参照し,JP1/Baseの起動管理機能を使って設定してください。

統合監視DBには,JP1/IM - Managerサービスが起動したあとにイベントDBから取得したJP1イベントが格納されます。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」の「4.1.3(2) 統合監視DBを使用する場合のJP1イベント制御の仕組み」を参照してください。

ここでは,IMデータベースを構築する手順について説明します。

〈この節の構成〉