Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド


1.4.5 IMデータベースの更新(Windowsの場合)

JP1/IM - ManagerをバージョンアップまたはJP1/IM - Managerの修正版を適用した場合にIMデータベースを使用しているときは,IMデータベースの更新処理が必要になります。次に示す手順に従い,IMデータベースを更新してください。

  1. サービスの状態を確認する。

    次の状態と異なる場合は,サービスを起動または停止し次の状態にしてください。

    • JP1/IM - MOを使用している場合は,接続元のJP1/IM - MOのJP1/IM - Message Optimizerサービスが停止している。

    • JP1/OAでJP1/IM2 - ManagerからJP1イベントを取得している場合は,接続元のJP1/OAが停止している。

    • JP1/IM2-Manager DB Serverサービスが起動している。

    • JP1/IM2-Managerサービスが停止している。

  2. jimdbupdateコマンドを実行してIMデータベースの更新を確認する。

    • 次のメッセージが出力された場合は,手順7を実行してください。

      KNAN11201-I IMデータベースサービスは最新の状態です

    • 次のどれかのメッセージが出力された場合は,手順3以降を実行してください。

      KNAN11202-I IMデータベースサービスの上書きインストールが必要です

      KNAN11207-I IMデータベースサービスのテーブルスキーマの更新が必要です

      KNAN11211-I IMデータベースサービスの設定ファイルの更新が必要です

  3. jimdbbackupコマンドを実行し,IMデータベースをバックアップする。

    jimdbbackup -o バックアップファイル名 -m MAINT

  4. jimdbupdateコマンドを実行し,IMデータベースを更新する。

    jimdbupdate -i

  5. 次のサービスを停止する。

    • JP1/IM2-Manager DB Serverサービス

  6. 次のサービスを開始する。

    • JP1/IM2-Manager DB Serverサービス

  7. 次のサービスを開始する。

    • JP1/IM2-Managerサービス

  8. 手順1で次のサービスを停止した場合,開始する。

    • 接続元のJP1/IM - MOのJP1/IM - Message Optimizerサービス

      (JP1/IM - MOを使用している場合)

    • 接続元のJP1/OA

      (JP1/OAでJP1/IM2 - ManagerからJP1イベントを取得している場合)

重要

jimdbupdateコマンドを実行する前に取得したIMデータベースの更新前のバックアップデータは,jimdbupdateコマンド実行後のIMデータベースにリカバリーしないでください。

jimdbupdateコマンドを実行したあとは,再度jimdbbackupコマンドでバックアップを取得してください。