10.1.1 JP1/Service Support画面呼び出し設定
JP1/IM - ViewからJP1/Service Supportの[登録先プロセスワークボード選択]画面を呼び出す場合,JP1/IM - Viewのログイン先のJP1/IM - Manager(セントラルコンソール)が管理するインシデント手動登録定義ファイル(incident.conf)を編集する必要があります。また,インシデントの登録モードを3に設定した場合,任意のJP1イベントの属性や文字列をインシデントとして引き継ぐために,インシデント引き継ぎ情報設定ファイル(incident_info.conf)を編集する必要があります。
JP1/Service Support画面の呼び出し設定をする手順を次に示します。
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インシデント手動登録定義ファイル(incident.conf)をテキストエディターなどで編集する。
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インシデントの登録モードを3に設定した場合,インシデント引き継ぎ情報設定ファイル(incident_info.conf)をテキストエディターなどで編集する。
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インシデント手動登録定義ファイル(incident.conf)のSS_URL=に指定したポート番号について,ファイアウォールを通過できるよう設定する。
JP1/IM - Viewのマシンから,JP1/Service Supportのマシンに対して,ファイアウォールを通過できるようにします。
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jco_spmd_reloadコマンドを実行するか,JP1/IM - Managerを再起動する。
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JP1/IM - ViewからJP1/IM - Manager(セントラルコンソール)に再ログインする。
定義した内容が有効になります。
JP1/Service Supportを呼び出す際のURLの最大長は2,046文字です。インシデントの登録モードを2に設定した場合イベントIDを引き継ぐため,登録モードを1に設定した場合より,引き継げるメッセージが短くなります。メッセージが途中で切れている場合は,[イベント詳細]画面に表示されているメッセージをJP1/Service Supportにコピー&ペーストしてください。
インシデント手動登録定義ファイル(incident.conf)の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「インシデント手動登録定義ファイル(incident.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。
インシデント引き継ぎ情報設定ファイル(incident_info.conf)の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「インシデント引き継ぎ情報設定ファイル(incident_info.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。