7.5.3 バージョンアップインストール時の論理ホスト環境(実行系)のセットアップ(Windowsの場合)
セントラルスコープの機能を使用する場合は,手順5から手順7が必要になります。セントラルスコープの機能を使用しない場合は,手順5から手順7を飛ばしてください。
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JP1/IM - Managerを停止する。
物理ホスト環境,論理ホスト環境すべてのJP1/IM - Managerを停止してください。
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JP1/Baseの論理ホスト環境をセットアップする。
JP1/Baseをバージョンアップした場合には,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のインストール・アンインストール時の注意事項の説明を参照し,セットアップをしてください。JP1/Baseをバージョンアップしなかった場合にはセットアップの必要はありません。
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共有ディスクが使用可能なことを確認する。
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jp1cohaverupコマンドを実行する。
jp1cohaverup -h 論理ホスト名
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ディスクの空き容量を確認する。
JP1/IM - Managerをバージョンアップするには,共有フォルダ\JP1Scope\database\下のディスク容量分の空き容量が,ハードディスクに必要です。
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jp1cshaverup.batコマンドを実行する。
jp1cshaverup.bat -h 論理ホスト名 -w 作業フォルダ
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jbssetcnfコマンドを実行する。
次に示す機能の有効,無効は旧バージョンのJP1/IM - Managerまたはセントラルスコープの設定に依存します。
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状態変更イベントの上限監視
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対処済み連動機能
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状態変更イベントの自動削除
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監視オブジェクトの初期化
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状態変更条件メモリー常駐機能
機能の有効,無効を設定したい場合,次の表に示すファイルを引数にjbssetcnfコマンドを実行してください。
表7‒9 機能の有効,無効を設定するためのファイル ファイル名
説明
状態変更イベント件数の上限監視設定ファイル(evhist_warn_event_on.conf,evhist_warn_event_off.conf)
監視オブジェクトの状態変更イベント件数が上限値(100件)を超えた際に,JP1イベントを発行する機能を有効または無効にするためのファイルです。
対処済み連動設定ファイル(action_complete_on.conf,action_complete_off.conf)
対処済み連動機能を有効または無効にするためのファイルです。
状態変更イベント自動削除設定ファイル
JP1イベントの対処状況を「対処済」にしたときに,状態変更イベントを自動で削除する機能を有効または無効にするためのファイルです。
監視オブジェクト初期化設定ファイル
特定のJP1イベントを受信したときに,監視オブジェクトを自動で初期化する機能を有効または無効にするためのファイルです。
状態変更条件メモリー常駐機能の設定ファイル
状態変更条件メモリー常駐機能を有効または無効にするためのファイルです。
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共通定義情報を退避する。
jbsgetcnf -h 論理ホスト名 > 共通定義情報退避ファイル名