7.4.1 クラスタソフトへの登録(Windowsの場合)
- 〈この項の構成〉
(1) MSCS(Microsoft Cluster Service)またはWSFC(Windows Server Failover Cluster)の場合
JP1/IM - ManagerおよびJP1/Baseのサービスを,MSCSまたはWSFCのリソースとして登録します。各リソースの設定は次のようにします。次の[]は,MSCSの設定項目です。WSFCの設定方法については,WSFCのマニュアルを参照してください。
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[リソースの種類]は「汎用サービス」として登録する。
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[名前][依存関係][サービス名]を表のとおりに設定する。
なお,名前はサービスを表示するときの名称で,サービス名はMSCSから制御するサービスを指定するときの名称です。
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[起動パラメータ]および[レジストリ複製]は,設定しない。
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プロパティの[詳細設定]ページを,JP1/IM - Managerの障害時にフェールオーバーするかしないかの運用に合わせて設定する。
例えば,JP1/IM - Managerの障害時に,フェールオーバーするように設定するには,[再開する]チェックボックスと[グループに適用する]チェックボックスをチェックし,3回を目安に再起動試行回数の[しきい値]を設定してください。
(2) サービスの起動停止コマンドを登録する場合
JP1/IM - ManagerおよびJP1/Baseのサービスを,起動・停止するようクラスタソフトに登録してください。例えば,表の「名前」の項目で示すサービスを,netコマンドで起動停止するように設定してください。
なお,JP1/IM - ManagerおよびJP1/Baseの動作確認する場合は,次のコマンドを使ってください。
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jco_spmd_status
JP1/IM - Manager(IMデータベースを除く)の動作確認をする場合
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jimdbstatus
IMデータベースを使用時にIMデータベースの動作確認をする場合
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jbs_spmd_status
JP1/Baseの動作確認をする場合
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jevstat
JP1/Baseイベントサービスの動作確認をする場合
これらのコマンドの使い方については,各コマンドのリファレンスを参照してください。また「8.4 新規インストール・セットアップでのクラスタソフトへの登録(UNIXの場合)」の説明を参考にしてください。