6.4.3 [ビジュアル監視]画面のカスタマイズ
[ビジュアル監視(編集中)]画面では,[ビジュアル監視]画面を新規作成したり,既存の[ビジュアル監視]画面をカスタマイズしたりできます。[ビジュアル監視]画面に関してできる操作を次に示します。
-
背景画像の設定
-
監視ノードの追加
-
監視ノードの削除
-
監視ノードの属性設定
-
監視ノードの監視状態変更
-
監視ノードの検索
- 〈この項の構成〉
(1) [ビジュアル監視]画面の背景画像の設定
[ビジュアル監視]画面の背景に表示される画像を設定します。なお,背景画像には,次のフォルダにある,次のフォーマットのファイルが使用できます。
-
画像ファイルのフォルダ:Viewパス\image\map\
-
使用できる画像ファイルのフォーマット:JEPG,GIF,PNG
図6‒12 背景画像設定
-
[背景画像設定]を開く。
次のどちらかの操作をして[背景画像設定]画面を表示します。
-
[ビジュアル監視(編集中)]画面のツールバーにある,
をクリックする。
-
監視ポイント表示領域上の何もないところ(監視ノード非選択状態)で右クリックし,ポップアップメニューから[背景画像設定]を選択する。
-
-
背景画像を選択する。
[背景画像設定]画面で,背景にする画像ファイル名を選択して,[OK]ボタンをクリックします。
なお,背景を無地(白色)のまま[ビジュアル監視]画面を使うこともできます。この場合は,ファイル選択で[背景画像なし]を選んでください。
選択すると,確認ダイアログボックスが表示されるので[はい]ボタンをクリックします。
-
[ビジュアル監視]画面に名前を付ける。
背景画像が決まったら,[ビジュアル監視]画面に名前を付けます。
[画面名]と[コメント]の欄に,監視目的や画像にあわせて名前とコメントを入力します。
画面名は[ビジュアル監視]画面のタイトルバー部分に,コメントは背景画像の下の部分に表示されます。
- [ビジュアル監視]画面の操作のヒント
-
監視ポイント表示領域で背景画像を選択した状態でドラッグすると,背景画像がマウスの動きにあわせてスクロールします。
(2) [ビジュアル監視]画面への監視ノードの追加
[ビジュアル監視]画面の背景画像の上に,監視ノードのアイコンを追加します。監視ノードの追加は,[監視ツリー]画面から[ビジュアル監視]画面へ,監視ノードのアイコンをドラッグ&ドロップすることで行います。
|
-
監視ツリー上の監視ノードを選択する。
[監視ツリー(編集中)]画面で,[ビジュアル監視]画面により監視したい監視ノードを表示し,選択します。
-
監視ノードを,[ビジュアル監視]画面へドラッグ&ドロップする。
監視ノードのアイコンを,[監視ツリー(編集中)]画面でドラッグ(左クリック)して,[ビジュアル監視(編集中)]画面へドロップします。
上記の手順で追加した監視ノードのアイコンは,監視ツリー上の監視ノードの状態と連動して,状態色(障害のときは赤色など)が表示されるようになります。
なお,[監視ツリー]画面の表示は,少し経ってから[ビジュアル監視]画面に反映されます。
(3) [ビジュアル監視]画面からの監視ノードの削除
[ビジュアル監視]画面から監視ノードを削除するには,次のようにします。
-
監視ノードのアイコンを選択し,削除する。
次のどちらかの操作をします。なお,複数のアイコンを一括削除する場合は,
を利用して複数選択してください。
-
アイコンを選択して,[ビジュアル監視(編集中)]画面のツールバーにある
をクリックする。
-
アイコンを選択して右クリックして,ポップアップメニューから[アイコン削除]を選択する。
確認ダイアログボックスが表示されるので[はい]ボタンをクリックします。
-
(4) 監視ノードの属性設定
[ビジュアル監視(編集中)]画面に配置した監視ノードに対し,属性を設定する手順を説明します。
なお,[ビジュアル監視(編集中)]画面で監視ノードの属性を設定した場合,その設定内容は[監視ツリー(編集中)]画面の該当する監視ノードに反映されます。
-
監視ノードの[プロパティ]画面を開く。
監視ノードを選択して,次の方法で[プロパティ]画面を開きます。
-
右クリックしてポップアップメニューから[プロパティ]を選択する。
-
-
[全般]ページを設定する。
監視ノード名,使用するアイコン,使用するビジュアルアイコン※1,背景画像設定(監視グループ限定),監視状態,JP1資源グループ※2を設定します。
-
[基本情報]ページを設定する。
監視ノードの基本情報について設定します。
-
[状態変更条件]ページを設定する。
JP1/IM - ManagerがどのようなJP1イベントを受信したときに,監視ノードの状態を変更するかを設定します。
状態変更条件に設定する内容については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「4. システム監視オブジェクト一覧(セントラルスコープ用)」を参考にしてください。
-
[イベント発行条件]ページを設定する。
監視ノードがどの状態になったときに,JP1イベントを発行するかを設定します。
なお,監視ノードの状態により自動アクションをする場合は,この[イベント発行条件]を設定して,イベントIDが00003FB0のJP1イベントに対して自動アクションをするよう設定してください。
-
[OK]ボタンまたは[適用]ボタンをクリックする。
注※1 ビジュアルアイコンを使用する場合,準備が必要です。手順については,「6.3.4(7) ビジュアルアイコンを使用するための設定」を参照してください。
注※2 監視ツリーの監視範囲設定が有効な場合,設定できる項目です。
プロパティの設定例については,「6.3.4(2) 監視ノードの属性設定」を参照してください。