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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド


2.19.2 アンインストール時の注意事項(UNIXの場合)

〈この項の構成〉

(1) OS環境への設定

JP1/IM - Managerのアンインストール時に,servicesファイルに設定された,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」の「付録C ポート番号」のポート番号が削除されます。

(2) JP1/Baseのアンインストールについて

JP1/Baseをアンインストールすると,JP1/IM - Managerの定義情報も削除されます。JP1/Baseを再インストールしても,JP1/IM - Managerは動作しません。このような場合,jp1cc_setupコマンド,jp1cs_setupコマンド,およびjp1cf_setupコマンドを実行して環境設定を行う必要があります。

(3) アンインストール後の確認について

JP1/IM - Managerのアンインストール後,次のディレクトリが残っていないか確認し,残っている場合は削除してください。

JP1/IM - Managerをアンインストールすると,監視オブジェクトDBおよびホスト情報DBは削除されます。

(4) 物理ホストでIMデータベースを手動アンインストールする場合の手順

物理ホストで,IMデータベースを手動でアンインストールする場合,ご使用のOSに応じて次に示す手順を実施してください。

(a) Red Hat Enterprise Linux Server 6,Oracle Linux 6,CentOS 6の場合

  1. スーパーユーザーでログインします。

  2. JP1/IM - Managerが起動している場合は停止します。

  3. 下記のファイルを削除します。

    • /etc/init/2248.PDxx.conf

    • /etc/init/2248.pexx.conf

    ファイル名のxx部分は01からの通番となります。上記ファイルに以下の内容が記載されていることを確認してから削除してください。誤ったファイルを削除すると例えば論理ホストのIMデータベースが正常に動作しなくなる,などの影響がありますので,十分に注意してください。

    確認内容

    <IMDBENVDIR>/JM0

    <IMDBENVDIR>:削除対象の物理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したセットアップ情報ファイル(jimdbsetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスです。

  4. 下記のファイルを削除します。

    • /etc/init.d/HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM0

    • /etc/rc0.d/K09HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM0

    • /etc/rc1.d/K09HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM0

    • /etc/rc2.d/S91HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM0

    • /etc/rc3.d/S91HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM0

    • /etc/rc5.d/S91HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM0

    • /etc/rc6.d/K09HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM0

    <IMDBENVDIR>:削除対象の物理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したセットアップ情報ファイル(jimdbsetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスの「/」を「.」に置き換えたものです。

  5. 以下の手順でIMデータベースの設定ファイルを更新してください。

    • /etc/opt/jp1imm/conf/imdb/system/dbconf/JM0を削除する。

    • /etc/opt/jp1imm/conf/imdb/system/dbconf/jimdbsetuplist.confをテキストエディタで開き,以下のように編集してJP1_DEFAULTを削除して,上書き保存する。

    編集前

    _JM0=JP1_DEFAULT

    編集後

    _JM0=

  6. OSを再起動してください。

  7. 次に示すディレクトリが存在する場合は削除してください。

    • <IMDBDIR>/imdb

    • <IMDBENVDIR>/JM0

      <IMDBDIR>:削除対象の物理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したセットアップ情報ファイル(jimdbsetupinfo.conf)IMDBDIRパラメーターに指定したパスです。

      <IMDBENVDIR>:削除対象の物理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したセットアップ情報ファイル(jimdbsetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスです。

(b) Red Hat Enterprise Linux Server 7,Oracle Linux 7,CentOS 7,SUSE Linuxの場合

  1. スーパーユーザーでログインします。

  2. JP1/IM - Managerが起動している場合は停止します。

  3. 下記のファイルを削除します。

    • /usr/lib/systemd/system/2248-PDxx-start.service

    • /usr/lib/systemd/system/2248-PDxx-stop.service

    • /usr/lib/systemd/system/2248-PDxx.service

    • /usr/lib/systemd/system/2248-pexx.service

    ファイル名のxx部分は01からの通番となります。上記ファイルに以下の内容が記載されていることを確認してから削除してください。誤ったファイルを削除すると例えば論理ホストのIMデータベースが正常に動作しなくなる,などの影響がありますので,十分に注意してください。

    確認内容

    <IMDBENVDIR>/JM0

    <IMDBENVDIR>:削除対象の物理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したセットアップ情報ファイル(jimdbsetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスです。

  4. 下記のシンボリックリンクファイルを削除します。

    • /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/2248-PDxx-start.service

    • /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/2248-PDxx-stop.service

    • /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/2248-PDxx.service

    • /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/2248-pexx.service

    ファイル名のxx部分は01からの通番となります。上記ファイルに以下の内容が記載されていることを確認してから削除してください。誤ったファイルを削除すると例えば論理ホストのIMデータベースが正常に動作しなくなる,などの影響がありますので,十分に注意してください。

    確認内容

    <IMDBENVDIR>/JM0

    <IMDBENVDIR>:削除対象の物理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したセットアップ情報ファイル(jimdbsetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスです。

  5. 以下の手順でIMデータベースの設定ファイルを更新してください。

    • /etc/opt/jp1imm/conf/imdb/system/dbconf/JM0を削除する。

    • /etc/opt/jp1imm/conf/imdb/system/dbconf/jimdbsetuplist.confをテキストエディタで開き,以下のように編集してJP1_DEFAULTを削除して,上書き保存する。

    編集前

    _JM0=JP1_DEFAULT

    編集後

    _JM0=

  6. OSを再起動してください。

  7. 次に示すディレクトリが存在する場合は削除してください。

    • <IMDBDIR>/imdb

    • <IMDBENVDIR>/JM0

      <IMDBDIR>:削除対象の物理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したセットアップ情報ファイル(jimdbsetupinfo.conf)IMDBDIRパラメーターに指定したパスです。

      <IMDBENVDIR>:削除対象の物理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したセットアップ情報ファイル(jimdbsetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスです。

(5) クラスタシステムでIMデータベースを手動アンインストールする場合の手順

(a) Red Hat Enterprise Linux Server 6,Oracle Linux 6,CentOS 6の場合

  1. 実行系ホストにスーパーユーザーでログインします。

  2. 実行系ホストにおいて,JP1/IM - Managerが起動している場合は停止します。

  3. 実行系ホストにおいて,下記のファイルを削除します。

    • /etc/init/2248.PDxx.conf

    • /etc/init/2248.pexx.conf

    ファイル名のxx部分は01からの通番となります。上記ファイルに下記が記載されていることを確認してから削除してください。誤ったファイルを削除すると例えば物理ホストのIMデータベースが正常に動作しなくなるなどの影響がありますので,十分にご注意ください。

    確認内容

    <IMDBENVDIR>/JM<n>

    <IMDBENVDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスです。

    <n>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のLOGICALHOSTNUMBERパラメーターに指定した値です。

  4. 実行系ホストにおいて,下記のファイルを削除します。

    • /etc/init.d/HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM<n>

    • /etc/rc0.d/K09HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM<n>

    • /etc/rc1.d/K09HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM<n>

    • /etc/rc2.d/S91HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM<n>

    • /etc/rc3.d/S91HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM<n>

    • /etc/rc5.d/S91HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM<n>

    • /etc/rc6.d/K09HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM<n>

    <IMDBENVDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に

    指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスの「/」を「.」に置き換えたものです。

    <n>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のLOGICALHOSTNUMBERパラメーターに指定した値です。

  5. 実行系ホストにおいて,以下の手順でIMデータベースの設定ファイルを更新してください。

    • /etc/opt/jp1imm/conf/imdb/system/dbconf/JM<n>を削除する。

    • /etc/opt/jp1imm/conf/imdb/system/dbconf/jimdbsetuplist.confをテキストエディタで開き,n+1行目を以下のように編集して論理ホスト名を削除して,上書き保存する。

    編集前 jimdbsetuplist.conf n+1行目

    _JM<n>=論理ホスト名

    編集後 jimdbsetuplist.conf n+1行目

    _JM<n>=

    <n>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のLOGICALHOSTNUMBERパラメーターに指定した値です。

  6. 実行系ホストにおいて, OSを再起動してください。

  7. 実行系ホストにおいて,次に示すディレクトリが存在する場合は削除してください。

    • <IMDBDIR>/imdb

    • <SHAREDBDIR>/imdb

    • <IMDBENVDIR>/JM<n>

    <IMDBDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のIMDBDIRパラメーターに指定したパスです。

    <SHAREDBDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のSHAREDBDIRパラメーターに指定したパスです。

    <IMDBENVDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスです。

    <n>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のLOGICALHOSTNUMBERパラメーターに指定した値です。

  8. 待機系ホストにスーパーユーザーでログインします。

  9. 待機系ホストにおいて,JP1/IM - Managerが起動している場合は停止します。

  10. 待機系ホストにおいて,下記のファイルを削除します。

    • /etc/init/2248.PDxx.conf

    • /etc/init/2248.pexx.conf

    ファイル名のxx部分は01からの通番となります。上記ファイルに下記が記載されていることを確認してから削除してください。誤ったファイルを削除すると例えば物理ホストのIMデータベースが正常に動作しなくなるなどの影響がありますので,十分にご注意ください。

    確認内容

    <IMDBENVDIR>/JM<n>

    <IMDBENVDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスです。

    <n>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のLOGICALHOSTNUMBERパラメーターに指定した値です。

  11. 待機系ホストにおいて,下記のファイルを削除します。

    • /etc/init.d/HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM<n>

    • /etc/rc0.d/K09HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM<n>

    • /etc/rc1.d/K09HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM<n>

    • /etc/rc2.d/S91HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM<n>

    • /etc/rc3.d/S91HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM<n>

    • /etc/rc5.d/S91HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM<n>

    • /etc/rc6.d/K09HiRDB_E<IMDBENVDIR>.JM<n>

    <IMDBENVDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスの「/」を「.」に置き換えたものです。

    <n>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のLOGICALHOSTNUMBERパラメーターに指定した値です。

  12. 待機系ホストにおいて,以下の手順でIMデータベースの設定ファイルを更新してください。

    • /etc/opt/jp1imm/conf/imdb/system/dbconf/JM<n>を削除する。

    • /etc/opt/jp1imm/conf/imdb/system/dbconf/jimdbsetuplist.confをテキストエディタで開き,n+1行目を以下のように編集して論理ホスト名を削除して,上書き保存する。

    編集前 jimdbsetuplist.conf n+1行目

    _JM<n>=論理ホスト名

    編集後 jimdbsetuplist.conf n+1行目

    _JM<n>=

    <n>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のLOGICALHOSTNUMBERパラメーターに指定した値です。

  13. 待機系ホストにおいて,OSを再起動してください。

  14. 待機系ホストにおいて,次に示すディレクトリが存在する場合は削除してください。

    • <IMDBDIR>/imdb

    • <SHAREDBDIR>/imdb

    • <IMDBENVDIR>/JM<n>

    <IMDBDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のIMDBDIRパラメーターに指定したパスです。

    <SHAREDBDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のSHAREDBDIRパラメーターに指定したパスです。

    <IMDBENVDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスです。

    <n>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のLOGICALHOSTNUMBERパラメーターに指定した値です。

(b) Red Hat Enterprise Linux Server 7,Oracle Linux 7,CentOS 7,SUSE Linuxの場合

  1. 実行系ホストにスーパーユーザーでログインします。

  2. 実行系ホストにおいて,JP1/IM - Managerが起動している場合は停止します。

  3. 実行系ホストにおいて,下記のファイルを削除します。

    • /usr/lib/systemd/system/2248-PDxx-start.service

    • /usr/lib/systemd/system/2248-PDxx-stop.service

    • /usr/lib/systemd/system/2248-PDxx.service

    • /usr/lib/systemd/system/2248-pexx.service

    ファイル名のxx部分は01からの通番となります。上記ファイルに下記が記載されていることを確認してから削除してください。誤ったファイルを削除すると例えば物理ホストのIMデータベースが正常に動作しなくなるなどの影響がありますので,十分にご注意ください。

    確認内容

    <IMDBENVDIR>/JM<n>

    <IMDBENVDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスです。

    <n>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のLOGICALHOSTNUMBERパラメーターに指定した値です。

  4. 実行系ホストにおいて,下記のシンボリックリンクファイルを削除します。

    • /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/2248-PDxx-start.service

    • /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/2248-PDxx-stop.service

    • /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/2248-PDxx.service

    • /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/2248-pexx.service

    ファイル名のxx部分は01からの通番となります。上記ファイルに下記が記載されていることを確認してから削除してください。誤ったファイルを削除すると例えば物理ホストのIMデータベースが正常に動作しなくなるなどの影響がありますので,十分にご注意ください。

    確認内容

    <IMDBENVDIR>/JM<n>

    <IMDBENVDIR>:削除対象の物理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したセットアップ情報ファイル(imdbsetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスです。

    <n>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のLOGICALHOSTNUMBERパラメーターに指定した値です。

  5. 実行系ホストにおいて,以下の手順でIMデータベースの設定ファイルを更新してください。

    • /etc/opt/jp1imm/conf/imdb/system/dbconf/JM<n>を削除する。

    • /etc/opt/jp1imm/conf/imdb/system/dbconf/jimdbsetuplist.confをテキストエディタで開き,n+1行目を以下のように編集して論理ホスト名を削除して,上書き保存する。

    編集前 jimdbsetuplist.conf n+1行目

    _JM<n>=論理ホスト名

    編集後 jimdbsetuplist.conf n+1行目

    _JM<n>=

    <n>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のLOGICALHOSTNUMBERパラメーターに指定した値です。

  6. 実行系ホストにおいて, OSを再起動してください。

  7. 実行系ホストにおいて,次に示すディレクトリが存在する場合は削除してください。

    • <IMDBDIR>/imdb

    • <SHAREDBDIR>/imdb

    • <IMDBENVDIR>/JM<n>

    <IMDBDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のIMDBDIRパラメーターに指定したパスです。

    <SHAREDBDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のSHAREDBDIRパラメーターに指定したパスです。

    <IMDBENVDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスです。

    <n>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のLOGICALHOSTNUMBERパラメーターに指定した値です。

  8. 待機系ホストにスーパーユーザーでログインします。

  9. 待機系ホストにおいて,JP1/IM - Managerが起動している場合は停止します。

  10. 待機系ホストにおいて,下記のファイルを削除します。

    • /usr/lib/systemd/system/2248-PDxx-start.service

    • /usr/lib/systemd/system/2248-PDxx-stop.service

    • /usr/lib/systemd/system/2248-PDxx.service

    • /usr/lib/systemd/system/2248-pexx.service

    ファイル名のxx部分は01からの通番となります。上記ファイルに下記が記載されていることを確認してから削除してください。誤ったファイルを削除すると例えば物理ホストのIMデータベースが正常に動作しなくなるなどの影響がありますので,十分にご注意ください。

    確認内容

    <IMDBENVDIR>/JM<n>

    <IMDBENVDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスです。

    <n>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のLOGICALHOSTNUMBERパラメーターに指定した値です。

  11. 待機系ホストにおいて,下記のシンボリックリンクファイルを削除します。

    • /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/2248-PDxx-start.service

    • /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/2248-PDxx-stop.service

    • /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/2248-PDxx.service

    • /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/2248-pexx.service

    ファイル名のxx部分は01からの通番となります。上記ファイルに下記が記載されていることを確認してから削除してください。誤ったファイルを削除すると例えば論理ホストのIMデータベースが正常に動作しなくなるなどの影響がありますので,十分にご注意ください。

    確認内容

    <IMDBENVDIR>/JM<n>

    <IMDBENVDIR>:削除対象の物理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したセットアップ情報ファイル(jimdbsetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスです。

    <n>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のLOGICALHOSTNUMBERパラメーターに指定した値です。

  12. 待機系ホストにおいて,以下の手順でIMデータベースの設定ファイルを更新してください。

    • /etc/opt/jp1imm/conf/imdb/system/dbconf/JM<n>を削除する。

    • /etc/opt/jp1imm/conf/imdb/system/dbconf/jimdbsetuplist.confをテキストエディタで開き,n+1行目を以下のように編集して論理ホスト名を削除して,上書き保存する。

    編集前 jimdbsetuplist.conf n+1行目

    _JM<n>=論理ホスト名

    編集後 jimdbsetuplist.conf n+1行目

    _JM<n>=

    <n>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のLOGICALHOSTNUMBERパラメーターに指定した値です。

  13. 待機系ホストにおいて,OSを再起動してください。

  14. 待機系ホストにおいて,次に示すディレクトリが存在する場合は削除してください。

    • <IMDBDIR>/imdb

    • <SHAREDBDIR>/imdb

    • <IMDBENVDIR>/JM<n>

    <IMDBDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のIMDBDIRパラメーターに指定したパスです。

    <SHAREDBDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のSHAREDBDIRパラメーターに指定したパスです。

    <IMDBENVDIR>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のIMDBENVDIRパラメーターに指定したパスです。

    <n>:削除対象の論理ホストの統合監視DB,IM構成管理DB構築時に指定したクラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)のLOGICALHOSTNUMBERパラメーターに指定した値です。