1.18.2 セントラルスコープの機能を使用するための設定(Windowsの場合)
JP1/IM - Managerを新規インストールした場合,セントラルスコープの機能はデフォルトで無効になっています。
セントラルスコープの機能を使用する場合は,次の手順に従ってください。
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セントラルスコープのデータベースを作成する。
Scopeパス\bin\jcsdbsetup を実行します。必要に応じてオプションを指定してください。
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セントラルスコープサービス(jcsmain)を有効にする。
jcoimdef -s ON を実行します。
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JP1/IM - Managerを起動する。
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セントラルスコープサービスの稼働を確認する。
jco_spmd_statusコマンドを実行します。稼働中のプロセスにjcsmainが表示されていることを確認してください。
jcsdbsetupコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「jcsdbsetup」(1. コマンド)を参照してください。
jcoimdefコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「jcoimdef」(1. コマンド)を参照してください。
- 重要
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セントラルスコープのデータベースの再構成について
JP1/IM - Managerアンインストール後の再インストールまたはjcsdbsetupコマンド実行後に,JP1/IM - Viewを接続すると[監視ツリー]画面にJP1/IM - Manager再インストール前またはjcsdbsetupコマンド実行前の監視ツリーが表示される場合があります。この場合は,起動中のJP1/IM - Viewを停止し,次のフォルダを削除後,JP1/IM - Viewを起動してください。
- 削除フォルダ:
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システムドライブ:\ProgramData\HITACHI\JP1\JP1_DEFAULT\JP1CoView\log\output