3.6 他製品との連携(インテリジェント統合管理基盤)
インテリジェント統合管理基盤は,JP1/Base,JP1/AJS,JP1/PFMなどの監視対象製品からシステム構成情報を取得し,各製品のデータを監視します。システム構成情報は,アダプタコマンドおよび他製品連携用のプラグインファイルを使用して取得します。
アダプタコマンドはjddcreatetreeコマンドを実行する際に呼び出され,連携する各製品の構成情報を取得して構成管理ツリーを作成します。各製品から取得する情報と構成管理ツリーとの対応については,次節以降を参照してください。
なお,アダプタコマンド,および他製品連携用のプラグインファイルの詳細については,別途提供するドキュメントを参照してください。
インテリジェント統合管理基盤と連携する製品の,バージョンごとの接続性について次に示します。
製品名 |
バージョン |
接続性 |
---|---|---|
JP1/Base |
09-00〜 |
◎ |
10-00〜 |
◎ |
|
11-00〜 |
◎ |
|
12-00〜 |
◎ |
|
JP1/AJS |
09-00〜 |
○ |
10-00〜 |
○ |
|
11-00〜 |
○ |
|
12-00〜 |
◎ |
|
JP1/PFM |
09-00〜 |
× |
10-00〜 |
× |
|
11-00〜 |
× |
|
12-00〜 |
◎ |
- (凡例)
-
◎:接続先製品のすべての機能を使用できます。
○:接続先製品の下位バージョンの機能の範囲で使用できます。例えば,接続先が09-00の場合は,09-00の機能範囲を使用できます。
×:接続できません。
- 〈この節の構成〉