4.2 メンテナンス対象のホストを監視対象から外す方法
ホストのメンテナンス中は,サーバの再起動などに伴った,システムの監視に不要なイベントが大量に発行されます。そのため,システムの監視に不要なイベントがイベント一覧に表示され,必要なイベントを確認しにくくなります。
不要なイベントを表示しないようにするために,あらかじめメンテナンス対象のホストを監視対象から外しましょう。共通除外条件を使えば,イベントを監視しつつアクションの実行だけを対象外にすることもできます。
- 重要
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JP1/IM - Managerを含めたシステム全体をメンテナンスする場合は,上位ホストから下位ホストの順でメンテナンスしてください。下位ホストからメンテナンスした場合,JP1/IM - Managerの停止前と起動後とで,JP1/IM - Viewで参照できるイベントが異なるときがあります。
キーワード
項目,フィルター,共通除外条件,特定,ホスト
便利メモ
- あらかじめ共通除外条件で除外したイベント以外に,システム運用中に必要なくなったイベントを監視対象から外したいとき
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システムを監視し始めると,あらかじめ共通除外条件で除外したイベント以外に,システムを運用中に必要なくなったイベントが発行されることがあります。システム運用中に必要なくなったイベントを監視対象から外すには,フィルターの追加共通除外条件を使用します。追加共通除外条件は,システム運用中に監視中のイベントを使って定義する除外条件です。詳細については,マニュアル「導入・設計ガイド」の「4.2.7(3) 追加共通除外条件」,およびマニュアル「運用ガイド」の「6.5.4 追加共通除外条件を設定してJP1イベントを監視またはアクション実行の対象外にする」を参照してください。