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JP1 Version 12 統合管理 基本ガイド


1.2 JP1/IMでできること

企業でのビジネスを支えるシステムは,大規模化,複雑化していて,システムの運用管理が重要な課題となっています。また,定型的な業務の多くは自動化による効率向上が進む一方,複数の情報やナレッジの関連付けし,判断や推論を必要とする非定型業務は,IT運用の効率向上や個人スキルへの依存から脱却できない状況です。

JP1/IMは,システムで管理する多様なデータとその関連性やナレッジ(知識)を統合管理し,それらを活用したシステムの運用を支援する基盤(インテリジェント統合管理基盤)を提供します。管理目的に合わせた一元管理と運用作業の統合化によって,システム運用管理を最適化します。

JP1/IMの特長を次に示します。

JP1/IMを導入すると,これらの特長によって,システム運用管理での監視や操作をJP1/IMを基点とした一連の運用管理作業に統合し,複雑な運用作業を簡素化できます。

JP1/IMの概要を次の図に示します。

図1‒1 JP1/IMの概要

[図データ]

JP1/IMのインテリジェント統合管理基盤では,ジョブ情報や稼働情報などシステム内のデータの関連性を統合オペレーション・ビューアー(WWWブラウザー)で参照できます。また,イベント管理では,専用のGUIを使用してシステム内で発生するイベントを基点とした事象の監視・管理ができます。

JP1/IMの主要な機能を次の図に示します。