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JP1 Version 12 JP1/Data Highway - Server ユーザーズガイド


2.4.5 オプションを設定する

重要

システムに未登録のユーザを宛先に指定していない場合,および管理者が設定した配送ポリシーで送信する場合は,オプションを設定する必要はありません。

  1. システムに未登録のユーザを宛先に指定した場合,配送ポリシーの内容を変更して送信する場合は,[オプション]タブ,または[オプション設定]ボタンをクリックします。

    オプションの内容が表示されます。

    • [Javaアプレット]の場合

      [図データ]

    • [アプリ]または[JWS]の場合

      [図データ]

      表2‒4 オプションの設定項目

      分類

      項目名

      説明

      保管設定

      [[ ]年[ ]月[ ]日まで保管する]

      送信したファイルの保管期限を,年月日で指定します。

      保管期限の上限日数には,システム管理者が設定した値が表示されます。また,日付はサーバに設定された日付を基準としています。

      [ダウンロードを一回限りに制限する]チェックボックス

      チェックすると,受信者,および承認ルートが設定されている場合の承認者は,ファイルのダウンロードを1回しか行えないようになります。

      [宛先(TO/CC/BCC)全員がファイルのダウンロードを完了したらファイルを削除する]チェックボックス※1

      チェックすると,宛先に指定したユーザ全員がすべてのファイルをダウンロードしたことを判定して,保管期限を待たずにファイルを自動的に削除します。

      なお,判定対象の宛先種別(TO/CC/BCC)は,システムの設定により異なります。

      通知設定※2

      [配送時に配送先・配送元ユーザに通知する]チェックボックス

      チェックすると,ファイルのアップロードまたはメッセージの送信が行われた場合に,配送先ユーザと配送元ユーザに通知メールが送信されます。

      [開封された場合に配送元ユーザに通知する]チェックボックス

      チェックすると,配送データが開封された場合に,配送元ユーザに対して通知メールが送信されます。

      [期限前日までに開封されなかった場合に配送元ユーザに通知する]チェックボックス

      チェックすると,配送データが期限前日までに開封されなかった場合に,配送元ユーザに対して通知メールが送信されます。

      [期限までに開封されなかった場合に配送元ユーザに通知する]チェックボックス

      チェックすると,配送データが期限までに開封されなかった場合に,配送元ユーザに対して通知メールが送信されます。

      [[ ]年[ ]月[ ]日までにダウンロードされなかった場合に配送先ユーザに通知する]チェックボックス

      チェックすると,配送データに含まれるファイルが指定日までにダウンロードされなかった場合に,配送先ユーザに対して通知メールが送信されます。

      なお,配送データに複数のファイルが含まれている場合は,1つでもダウンロードされていないファイルがあると通知の対象となります。

      日付には,デフォルトで保管期限の前日が表示されます。

      通知メールは指定された日付の翌日に送信されます。ただし,保管期限が切れている場合は送信されません。

      [[ ]年[ ]月[ ]日までに承認または却下されなかった場合に承認者に通知する]チェックボックス

      チェックすると,配送データが指定日までに承認または却下されなかった場合に,承認者に対して通知メールが送信されます。

      日付には,デフォルトで保管期限の前日が表示されます。

      通知メールは指定された日付の翌日に送信されます。ただし,保管期限が切れている場合は送信されません。

      通知メール設定

      [添付ファイル情報などの詳細情報を通知メールに表示しない]チェックボックス

      チェックすると,通知メール,および承認依頼メール内に差出人情報,保管期限情報,ファイル一覧情報などが記載されなくなります。

      注※1

      • 1回の配送で複数のファイルを送信した場合は,すべてのファイルのダウンロードが完了してから削除が実行されます。ファイル単位での削除は実行しません。

      • ファイルは,対象のユーザ全員のダウンロードが完了した日付いっぱいで削除されます。ダウンロード完了時点では,削除は実行されません。また,日付はサーバに設定された日付を基準としています。

      注※2

      代表ユーザの設定によって,表示される項目は異なります。

  2. システムに未登録のユーザを宛先に指定した場合は,開封パスワードを設定します。

    開封パスワードは6〜32文字の半角英数字と記号で,2種類以上の文字種(数字,英小文字,英大文字,記号)を使用する必要があります。

    記号には次の文字を使用できます。

    ! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~

    • [Javaアプレット]の場合

      [図データ]

    • [アプリ]または[JWS]の場合

      [図データ]

      重要
      • システムに未登録の宛先と登録済みの宛先が混在している場合でも,開封パスワードの設定が必要です。

      • システムに未登録のユーザを宛先に指定していない場合は,開封パスワードの設定項目は表示されません。

      • 設定した開封パスワードは,システムに未登録の宛先のユーザがメールを開封する場合に必要となります。JP1/DH - Serverとは別の連絡手段で開封パスワードを通知しておいてください。設定した開封パスワードは,あとから確認や変更ができません。なお,未登録の宛先のユーザと同時に登録済みのユーザ宛てに送信した場合は,未登録の宛先のユーザにだけ連絡が必要です。システムに登録済みのユーザの場合は,開封パスワードの連絡は必要ありません。

      • システムに未登録の宛先の配送ポリシーが定義されていない場合は,権限を持つユーザでも,システムに未登録の宛先へ送信できません。この場合は,代表ユーザ,またはグループ管理者にお問い合わせください。

  3. [閉じる]ボタン,または[オプション]タブをクリックすると,オプションを閉じます。