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JP1 Version 12 JP1/Data Highway - Server 管理者ガイド


2.1.1 認証システムの設定

JP1/DH - Serverにログインする際に使用する,認証基盤に関する情報を定義・管理する認証システムを設定します。

認証システムには「標準認証システム」と「LDAP認証システム」があります。

インストール時には「標準認証システム」が定義されています。「標準認証システム」は,JP1/DH - Serverで定義・管理するユーザID/パスワード,または電子証明書を使用して認証するための認証システムです。

「LDAP認証システム」は,ディレクトリ・サーバを使用して認証するための認証システムです。ディレクトリ・サーバに登録されているユーザIDとパスワードを使用して,JP1/DH - Serverにログインできます。JP1/DH - Serverでパスワードを管理する必要はありません。ただし,本製品の認証ルールや配送ルールの管理などは,JP1/DH - Serverに登録されているユーザ情報を使用するため,ディレクトリ・サーバに登録されているユーザIDを持つユーザを,JP1/DH - Serverに登録する必要があります。

「LDAP認証システム」は,インストール時には定義されていません。連携対象のディレクトリ・サーバごとに作成する必要があります。また,JP1/DH - Serverの標準パスワード認証,電子証明書認証を使用したログインはできません。

認証システムの設定は代表ユーザが行います。認証システムの設定に関する画面の操作方法については,次の表を参照してください。

表2‒1 認証システムの設定に関する画面の操作方法

項目

内容

参照先

認証システムを作成する

認証システムを作成します。

3.5.6(1)

認証システムを編集する

認証システムを編集します。

3.5.6(2)

認証システムを削除する

認証システムを削除します。

3.5.6(3)