付録C.13 クラスタでサービスを登録する
クラスタソフトでJP1/DH - Serverのサービスを登録します。
- 〈この項の構成〉
(1) WSFCの場合
「フェールオーバー クラスター マネージャー」を使用して,次のサービスを登録します。すべて汎用サービスリソースとして登録してください。
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JP1_DH_DATABASE_SVR
設定する値については「表C-8 データベースのサービスの設定値」を参照してください。
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JP1_DH_WEB_CONTAINER
設定する値については「表C-9 JP1/DH Webアプリケーションサーバのサービスの設定値」を参照してください。
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JP1_DH_WEB SVR
設定する値については「表C-10 JP1/DH Webサーバのサービスの設定値」を参照してください。
(2) HAモニターの場合
HAモニターで使用する次のファイルパスを,HAモニターのサーバ対応の環境設定ファイルserversに指定してください。
各ファイルは「/opt/jp1dh/server/sbin/cluster」下に格納されています。
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サーバのプログラム(=開始コマンド)
「/opt/jp1dh/server/sbin/cluster/JP1_DH_CLUSTER_START」をserversの「name」ディレクティブに指定します。
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サーバの停止コマンド
「/opt/jp1dh/server/sbin/cluster/JP1_DH_CLUSTER_STOP」をserversの「termcommand」ディレクティブに指定します。
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監視コマンド
「/opt/jp1dh/server/sbin/cluster/JP1_DH_CLUSTER_PATROL」をserversの「patrolcommand」ディレクティブに指定します。
また,クラスタ構成ではHAモニター経由でサービスの起動/停止を行うため,以下のコマンドを実行して,シングル構成時に使用していたサービスの自動起動の設定をoffにします。
>/<JP1/DH-Serverインストール先フォルダ>/sbin/chkconfig JP1_DH_DATABASE_SVR off >/<JP1/DH-Serverインストール先フォルダ>/sbin/chkconfig JP1_DH_WEBCON off