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JP1 Version 12 JP1/Data Highway - Server 構築・運用ガイド


3.2.3 連携先メールサーバの検討

JP1/DH - Serverはデータの送受信時に,利用者宛にメールによる通知を行います。

この機能を使用する場合は,通知メールの送信先となるメールサーバ(SMTPサーバ)を検討してください。SMTPをサポートするメールサーバであればその種類に指定はありませんが,動作実績のあるメールサーバは「1.3.1 前提製品・機能別/条件付き前提製品」を参照してください。

なお,SMTPによる通信を暗号化するSMTPSまたはSTARTTLSを使用する場合,連携対象のメールサーバに登録されているSSL通信用の証明書の署名元である認証局のルート証明書を入手し,JP1/DH - Serverに登録する必要があります。ルート証明書の入手方法については,ご利用の認証局にお問い合わせください。JP1/DH - Serverにルート証明書を登録する方法は,「5.3.4 ルート証明書の登録」を参照してください。

連携先メールサーバは,JP1/DH - Serverのインストール後の環境設定で指定します。