5.3.4　ルート証明書の登録

配送通知機能を使用する場合のメールサーバ連携で，メールサーバとの通信をSSLにより暗号化（SMTPS/STARTTLS）するときは，JP1/DH Webアプリケーションサーバに含まれるJavaのキーストアに，連携対象のメールサーバに登録されているSMTPS/STARTTLS通信用の証明書の署名元である認証局のルート証明書を登録する必要があります。同様に，本製品へのログインの際にディレクトリ・サーバを使用して認証する場合で，ディレクトリ・サーバとの通信をSSLにより暗号化（LDAPS）するときは，JP1/DH Webアプリケーションサーバに含まれるJavaのキーストアに，連携対象のディレクトリ・サーバに登録されているLDAPS通信用の証明書の署名元である認証局のルート証明書を登録する必要があります。

ルート証明書は，次のコマンドで登録します。なお，証明書の別名には，ルート証明書の任意の名前を指定してください。

• Windowsの場合

  <インストール先フォルダ>\uCPSB\jdk\jre\bin\keytool -import -alias 証明書の別名
    -file ルート証明書ファイルのパス
    -keystore <インストール先フォルダ>\uCPSB\jdk\jre\lib\security\cacerts
    -storepass changeit

• Linuxの場合

  /opt/jp1dh/server/uCPSB/jdk/jre/bin/keytool -import -alias 証明書の別名
    -file ルート証明書ファイルのパス
    -keystore /opt/jp1dh/server/uCPSB/jdk/jre/lib/security/cacerts
    -storepass changeit

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