5.7.4 入力項目の活性と非活性
前提の条件が成立したときだけ,入力や選択,またはチェックするという操作をさせたい場合に設定します。入力の誤りなどの誤操作を防止するための機能です。
- 例:「入力可能」を選択したときに入力された値を標準出力に出力する。
-
アイテム作成画面の[アクション]ダイアログボックスを起動し,次の表に示す情報を指定し,アイテムを登録します。
表5‒14 入力項目「活性化条件」の指定内容 項番
定義場所
指定内容
メイン画面
遷移先
指定先
1
アイテム作成画面
└[アクション]ダイアログボックス
基本設定
コマンド
cpaecho
2
パラメーター
${JDS:msg}
3
実行種別
画面を表示しない
4
入力項目の設定
└[入力項目の定義]ダイアログボックス
入力先変数名
select
5
表示ラベル
入力の可否
6
入力方式
リストボックス
7
リストラベル名:入力不可
値:0
8
リストラベル名:入力可
値:1
9
入力項目の設定
└[入力項目の定義]ダイアログボックス
入力先変数名
msg
10
表示ラベル
出力するメッセージ
11
入力方式
テキストボックス
12
オプション設定
└活性化条件
項目ID:1※
13
値:1
作成したアイテムをジョブに利用する場合は,次のように表示されます。
「入力不可」を選択した状態では,[出力するメッセージ]のテキストボックスは非活性となり,入力することができません。
「入力可」を選択した状態にすると,[出力するメッセージ]のテキストボックスが活性化され,入力することができます。活性状態のときに,入力されたメッセージを標準出力に出力します。
- 重要
-
非活性状態から活性状態に変更された場合,テキストボックスへの入力,リストボックスでの選択,チェックボックスでのチェックが可能となります。
活性状態で操作した後,非活性状態に戻してから登録した場合は,デフォルトの状態で登録されます。テキストボックスの場合は空欄,リストボックスの場合は先頭の項目,チェックボックスの場合はチェックが外れた状態がデフォルトとなります。