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JP1 Version 12 JP1/Client Process Automation 構築・運用ガイド


5.7.3 チェックボックスの入力項目

ユーザーがチェックした場合の値を,コマンドのパラメーターなどに利用するときに本項目をアイテムの入力項目として作成します。

例:チェックされたら標準出力にメッセージを出力する。

アイテム作成画面の[アクション]ダイアログボックスを起動し,次の表に示す情報を指定し,アイテムを登録します。

表5‒13 入力項目「チェックボックス」の指定内容

項番

定義場所

指定内容

メイン画面

遷移先

指定先

1

アイテム作成画面

└[アクション]ダイアログボックス

基本設定

コマンド

cpaecho

2

パラメーター

${JDS:msg}

3

実行種別

画面を表示しない

4

入力項目の設定

└[入力項目の定義]ダイアログボックス

入力先変数名

msg

5

表示ラベル

(何も入力しない)

6

入力方式

チェックボックス

7

チェック時の値:チェックしました

非チェック時の値:(何も入力しない)

説明:チェックしたらメッセージを出力

作成したアイテムをジョブに利用する場合は,次のように表示されます。

図5‒13 チェックボックスの入力項目を持つアイテム

[図データ]

[チェックしたらメッセージを出力]チェックボックスにチェックを入れたら「チェックしました」を標準出力に出力する動作となります。