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JP1 Version 12 JP1/Client Process Automation 構築・運用ガイド


4.1.2 ジョブを登録する

作成したアイテムの実行タイミングを定義して,ジョブとして実行します。

〈この項の構成〉

(1) スケジュールに従って実行する

カレンダーに従って繰り返し実行するなど,スケジュールのルールに従ってアクションを実行させたい場合は,次の操作を実施してください。

ジョブ登録画面の[日時で実行]タブを選択し,[新規作成]ボタン,または登録済みのジョブ定義を選択して[編集]ボタンで,[日時で実行するジョブ]ダイアログボックスを起動します。

起動後の画面操作の詳細は「6.2.1 [日時で実行するジョブ]ダイアログボックス」を参照してください。

なお,指定した有効範囲内でジョブを実行させることもできます。

この実行日を求める範囲は「〜から〜まで」という形式で指定可能です。有効範囲の指定項目の概要について,次の表に示します。

表4‒1 有効範囲の指定項目

項番

種別

項目

指定方法

備考

1

有効範囲

(〜から)

年月日

yyyy/mm/dd

指定した日付から実行日を求めます。

2

有効範囲

(〜まで)

年月日

yyyy/mm/dd

年:2013〜2037

月:01〜12

日:01〜31

注※

この項目を指定しない場合,ジョブ登録日から367日までの範囲で実行予定を算出します。

例えば,2019/01/01に登録した場合,2020/01/03までの範囲で予定を求めます。この場合,2020/01/04以降の予定は登録時点では求まりませんが,2019/01/02以降に自動で求まります。

このように登録時点で予定が求まらない場合は,運用中に自動で次回予定を求めて動作するため,367日前に再登録する必要はありません。

(2) イベントを契機に実行する

ファイルが作成されたタイミング,メールが届いたタイミングなどのイベントを契機にアクションを実行させたい場合は,次の操作を実施してください。

ジョブ登録画面の[イベントで実行]タブを選択し,[新規作成]ボタン,または登録済みのジョブ定義を選択して[編集]ボタンで,[イベントで実行するジョブ]ダイアログボックスを起動します。

起動後の画面操作の詳細は「6.2.2 [イベントで実行するジョブ]ダイアログボックス」を参照してください。