8.6.4 MessageEventLog (イベントビューアにメッセージを出力する)
- 機能
-
イベントビューアのアプリケーションログにメッセージを出力します。
- 形式
MessageEventLog ( Text , 〔LogType〕 〔, Option〕 )
- 指定項目
-
- Text
-
イベントビューアのアプリケーションログに出力するメッセージを文字列,または値を格納した変数名で指定します。スクリプトファイルの先頭に「#Option = NOCHANGE」の記述がない場合,メッセージの文字列中に含まれる"\r","\n","\t","\\"はそれぞれ対応するコントロールコードとして処理されます。
コントロールコードについては,「6.1.11 コーディング規則」を参照してください。
- LogType
-
出力するメッセージのイベントの種類を指定します。
この値は次のどれかになります。
値
意味
Error,またはErr
エラー
Warning
警告
Information,またはInfo
情報
AuditSuccess
成功の監査
AuditFailure
失敗の監査
この値は省略できます。省略した場合,Informationを仮定します。
- Option (06-51以降)
-
オプションを指定します。
この値には次の値を指定できます。
値
意味
TextOnly
メッセージの先頭にユーザ名と実行したスクリプトファイル名を付加しません。Textで指定されたメッセージだけを出力します。
- 説明
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指定されたパラメタでイベントビューアのアプリケーションログにメッセージを出力します。コマンドが正常に実行された場合は真(True)を,エラーが発生した場合は偽(False)を,コマンドの実行結果として返します。
このコマンドを使用して出力したイベントログのイベントIDは3になります。
また,イベントログの出力されるメッセージの先頭にはユーザ名と実行したスクリプトファイル名が付加されます。オプションにTextOnlyが指定されている場合は付加しません。
なお,実行環境ファイルで定義されたコマンドラインやレジストリのコマンドラインに/NOEVLOGや/NOEVLOG(3)などの指定がある場合,この指定にかかわらずコマンドを実行します。
- 例
If Exec ( "ABC.EXE" ,True ) = False Then MessageEventLog ( "ABC.EXEの呼び出し失敗" ,Error ) End
- 対象バージョン
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JP1/Script 01-01以降