1.7.1 Messageコマンドについて
MessageコマンドでTarget引数に「Target_File」を指定して,ユニークなファイル名称を持ったユーザトレースファイルを大量に作成する場合,大量に作成されたファイル名,およびトレースファイルの書き出し位置などを管理するための情報が増えるため,トレース管理ファイルの容量が増えます。トレース管理ファイルの容量が増えると,以下の現象が発生します。
-
スクリプトファイルの実行性能が劣化する
-
スクリプトファイルの実行が終了コード「20」で異常終了する
-
コマンドの実行がメモリ不足でエラーになる
ユニークなファイル名称を持ったユーザトレースファイルを大量に作成する場合は,TextOpen/TextWrite/TextCloseコマンドを使用して,トレースファイルを作成してください。TextOpen/TextWrite/TextCloseコマンドで作成するファイルは,トレース管理ファイルの管理対象外のファイルになるため,トレース管理ファイルの容量が増えることはありません。