1.4.2 ファイルの容量
JP1/Scriptで扱う各ファイルの容量の計算方法,またはおよその容量を次に示します。
- 〈この項の構成〉
(1) マネージャが扱うファイル
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スクリプトファイル(.SPT)
スクリプトファイルは,ユーザがどれだけの量のスクリプトを記述するのかによって,容量が異なります。したがって,スクリプトファイルのファイル容量は,ユーザ任意となります。
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実行環境ファイル(.SPV)
ファイル容量は,8〜12KBです。
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自動起動情報ファイル(.SPH)
自動起動情報ファイル,自動起動に登録した回数によって,容量が異なります。ただし,初期割り当てサイズは36KBで,七つのスクリプトファイルを自動起動に登録できます。
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サーバ環境ファイル(.SPS)
ファイル容量は,8〜12KBです。
(2) トレースビューアが扱うファイル
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解析トレースファイル(.SPA)
- 計算方法は次のとおりです。(単位:バイト)
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最大行数×(最大列数+4)
最大行数,および最大列数は,マネージャの[ファイル]−[実行の環境設定]の「トレース情報」ページで設定した値です。
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実行トレースファイル(.SPX)
- 計算方法は次のとおりです。(単位:バイト)
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最大行数×(最大列数+4)
最大行数,および最大列数は,マネージャの[ファイル]−[実行の環境設定]の「トレース情報」ページで設定した値です。
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ユーザトレースファイル(.TXT)
- 計算方法は次のとおりです。(単位:バイト)
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最大行数×(最大列数+4)
最大行数,および最大列数は,マネージャの[ファイル]−[実行の環境設定]の「トレース情報」ページで設定した値です。
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サーバトレースファイル(.SPY)
ファイル容量は,0.2〜204KBです。
(3) エディタが扱うファイル
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モニタリング情報ファイル(.SPD)
モニタリング情報ファイルは,ウォッチ変数の個数とブレークポイントの個数によって,容量が異なります。ただし,初期割り当てサイズは4KBです。
(4) メニューエディタが扱うファイル
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メニュー情報ファイル(.SPN)
メニュー情報ファイルは,定義したフォームの数やフォーム上に貼り付けたコントロールの数などによって,容量が異なります。したがって,メニュー情報ファイルのファイル容量は任意です。
(5) コンバータが扱うファイル
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実行環境構文ファイル(.SPU)
実行環境ファイル(.SPV)の容量に依存します。
(6) その他のファイル
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トレース管理ファイル(.SPB)
初期割り当てサイズは,520KBです。また,拡張サイズは1トレースファイル当たり,0.3KB〜1KBです。なお,初期割り当てサイズで,8個のトレースファイルを格納できます。
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グローバル変数ファイル(.SPG)
初期割り当てサイズは,20KBです。また,拡張サイズは20KBです。
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保守ログファイル(.LOG)
デフォルト値で出力した場合の最大サイズは,4,032KBです。
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プログラム起動情報管理ファイル(.CONF)
ファイル容量は,1KBです。
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プログラム起動情報ファイル(.LOG)
ファイル容量は,最大で20,480KBです。