付録G.10 IPv4アドレスおよびIPv6アドレスについて
このマニュアルで表記している「IPv4アドレス」および「IPv6アドレス」は,次の形式を示します。
- 〈この項の構成〉
(1) IPv4アドレスの形式
-
数値.数値.数値.数値の形式で記述してください
-
数値は0〜255の範囲の10進数で指定してください
(2) IPv6アドレスの形式
-
数値:数値:数値:数値:数値:数値:数値:数値の形式で記述してください
-
数値は0000〜ffffの範囲の16進数値で指定してください
-
数値が0から始まる場合,先頭の0は省略できます
(例) 0123 → 123,0012 → 12
-
0000の場合0と記述します
(例) 1234:0000:5678:0000:9abc:0000:1234:0000 → 1234:0:5678:0:9abc:0:1234:0
-
一つ以上の0000が連続する場合,1回だけ「::」で省略できます
- 注意事項
-
次に示すアドレス指定は,無効になります。
-
IPv4互換アドレス(::1と::0以外の上位96bitが0のアドレス)
-
IPv4射影アドレス(上位80bitが0かつ上位から81bitから96bitの16bitが1のアドレス)
-
IPv6のリンクローカルアドレス(上位10bitが1111 1110 10のアドレス)
(例)fe80::
-
マルチキャスト形式(上位8bitが1のアドレス)
-
ブランケット([]),全省略(::),ネットワークインタフェース(%)およびサブネットマスク(/)
-