Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Power Monitor


11.2.3 エージェントホストを強制電源オフまたは強制再起動する

ホストのOSの状態にかかわらず,エージェントホストに接続されている電源制御装置を直接制御して,エージェントホストを強制電源オフまたは強制再起動します。

電源制御装置の種類によって,強制再起動できない場合があります。強制再起動できない機種で再起動したい場合,ホストを強制電源オフしたあと,電源オンするようにしてください。

電源制御装置を使わない場合,強制電源オフおよび強制再起動はできません。

エージェントホストを強制電源オフするには,jaompwagt sコマンドを実行します。強制再起動するには,jaompwagt bコマンドを実行します。jaompwagtコマンドの詳細については,「15. コマンド」の「jaompwagt」を参照してください。

重要

強制電源オフおよび強制再起動は,実行中のジョブやアプリケーションを正常に終了しないでホストの電源をオフにします。ホストがハングアップした場合など,緊急時以外では,使わないでください。また,ホストを強制再起動する場合,System ManagerやSmart-UPS,Symmetraなど,電源制御装置の種類によっては電源オン・オフの間隔が短いために正しく起動されない場合があります。そのような電源制御装置で再起動したい場合,電源をオフしたあと十分な時間をとってから電源をオンにしてください。