Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Power Monitor


10.3.3 ファイルを回復する

UNIXホストでファイルを回復すると,退避したファイルの情報が有効になります。退避したファイルを回復するには,jaomrsdefコマンドを実行します。jaomrsdefコマンドについては,「15. コマンド」の「jaomrsdef(UNIX限定)」を参照してください。

補足事項

jaomrsdefコマンドでtarファイルを回復した場合,/usr/lib/jp1_aom/ディレクトリから/etc/opt/jp1_aom/ディレクトリへのシンボリックリンクが失われます。これは,通常/etc/opt/jp1_aom下にあるstartupファイルおよび標準構成定義ファイルの実体が,ファイルの回復時に直接/usr/lib/jp1_aom/ディレクトリ下に作られるためです。ただし,これによるJP1/Power Monitorの動作への影響はありません。

電源制御装置を制御するコマンドを回復する場合には,電源制御装置をセットアップしてから回復してください。