Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Power Monitor


jaomrsdef(UNIX限定)

〈このページの構成〉

形式

jaomrsdef [-u]
          [-d  回復先ディレクトリ名退避ファイル名

機能

jaomrsdefコマンドは,jaombkdefコマンドで退避したtar形式のファイルを回復するコマンドです。

このコマンドを使って,退避ファイルを回復する前に,jaomstopコマンドでJP1/Power Monitorデーモンを停止してください。回復処理が完了したあと,JP1/Power Monitorデーモンを起動すると,回復した定義情報が有効になります。

実行権限

スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

/usr/bin/jp1_aom/

引数

-u

回復先に同じ名前のファイルがあった場合,上書きします。回復先に同じ名前のファイルがある場合に,このオプションを省略してコマンドを実行すると,エラーメッセージが出力され,ファイルは回復されません。

-d 回復先ディレクトリ名

退避ファイルの回復先ディレクトリ名を指定します。-dオプションを省略した場合は,回復先ディレクトリにルートディレクトリ(/)が設定されます。

退避ファイル名

jaombkdefコマンドで退避したtar形式のファイル名を指定します。

注意事項

戻り値

0(正常終了)

退避ファイルを回復しました。

0以外

エラーが発生しました。

使用例

jaombkdefコマンドで退避したファイル「/bkup/jp1pw/bkupfile」の内容を,同じ名前のファイルに上書きして回復します。

jaomrsdef -u /bkup/jp1pw/bkupfile