3.2.2 エージェントホストの設定例(UNIXホスト)
UNIXホストHOST2で,WindowsホストMANAGERをホストHOST2のマネージャーホストとして設定します。設定手順を次に示します。なお,ホストHOST2では,電源制御装置の接続や必要なプログラムのセットアップがすでに完了しているものとします。
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MANAGERのIPアドレスがHOST2で認識されているか確認する。
pingコマンドなどで,マネージャーホストMANAGERのIPアドレスがホストHOST2で認識されているかどうか確認してください。アドレス解決できない場合,ホストHOST2でUNIXのhostsファイルを開き,マネージャーホストMANAGERのホスト名およびIPアドレスを登録してください。
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リモート電源連携構成定義ファイル「/usr/lib/jp1_aom/rpw/rpw_conf」をviなどのエディターで開く。
リモート電源連携構成定義ファイルで次のようにパラメーターを設定します。
agtdef /usr/lib/jp1_aom/rpw/agt_def agtdb /usr/lib/jp1_aom/rpw/db active y timeout 60 manager MANAGER
「manager」には,マネージャーホストとなるホスト名「MANAGER」を指定します。
「active」は,「y」に書き換えてください。
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JP1/Power Monitorデーモンを起動する。
あわせて,JP1/Base Eventサービスが自動起動に設定されているかどうか確認してください。これで,ホストHOST2は,ホストMANAGERのエージェントホストに設定されます。