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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 for Enterprise Applications


3.2.2 カスタムジョブの登録

JP1/AJS - Viewの[カスタムジョブの登録]ダイアログボックスでカスタムジョブとして登録します。

SAP BWシステム用のカスタムジョブを登録する手順の概要を次に示します。

  1. JP1/AJS - View で[カスタムジョブの登録]ダイアログボックスを表示する。

    [図データ]

  2. [新規登録]をクリックする。

    [カスタムジョブ登録情報]ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

  3. SAP BWシステム用のカスタムジョブを登録する。

    ダイアログボックスの各項目に次の内容を指定します。

    名前

    JP1/AJS3 for EAPのカスタムジョブの名称を,任意の1〜8バイトで指定します。

    コメント

    1〜40バイトで指定します。コメントには,「/(スラント)」と空白文字は使用できません。コメントの記述は省略できます。

    定義プログラム

    手動でJP1/AJS - Viewにコピーしてきた,カスタムジョブ定義プログラム(jbwcjdfx.exe)へのパスを指定します。

    注意

    [ジョブ種別]に「UNIXジョブ」を設定した場合,[定義プログラム]を指定する必要はありません。

    実行プログラム

    JP1/AJS3 for EAPがインストールされているJP1/AJS - Agent(またはJP1/AJS - Manager)マシンの,カスタムジョブ実行プログラムへのパス「インストール先フォルダ\Bwsta\Program\jbwipsta.exe」を指定します。

    注意

    ・[ジョブ種別]に[UNIXジョブ]を設定した場合,[実行プログラム]を指定する必要はありません。

    ・複数のマシンでJP1/AJS3 for EAPのインストール先フォルダのパスが異なる場合,JP1/AJS3で,ジョブ実行時のワークパスを変数として定義します。この設定をしていない場合,ジョブ実行時に実行ファイルがないことを示すメッセージ(KAVU4550-W)が,JP1/AJS3 - Viewの[実行結果詳細]画面に出力され,ジョブが実行できません。

    設定方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド」を参照してください。

    バージョン

    「0600」を指定します。

    クラス名

    「JP1AMR3BW」を指定します。

    ジョブ種別

    JP1/AJS3 for EAPがインストールされているJP1/AJS - Agent(またはJP1/AJS - Manager)マシンがWindowsの場合は,[PCジョブ]を指定します。Linuxの場合は,[UNIXジョブ]を指定します。

  4. [OK]ボタンをクリックする。

カスタムジョブの登録の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド」を参照してください。