2.7.6 そのほかの注意事項
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JIS X 0213でサポートされている第三水準および第四水準の文字には対応していません。
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次のプラットフォームの記憶域プールで作成した仮想ディスクへのカスタムジョブ定義プログラムのコピーはサポートしていません。
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Windows Server 2012
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Windows Server 2016
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Windows 8
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Windows 8.1
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Windows 10
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JP1/AJS3 for EAP は,IPv6アドレスを使用した通信をサポートしていません。IPv4とIPv6のデュアルスタックのOS環境で本製品を使用する場合は,接続先のSAPホスト名から求まるIPアドレスが,IPv4で解決できる必要があります。この場合,JP1/AJS3 for EAPの実行環境に,SAPシステムとの通信でIPv6を利用するための環境変数SAP_IPv6_ACTIVEを設定しないでください。
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OSがLinuxの場合,2GB以上のラージファイル,および65535を超えるラージユーザーIDは使用できません。
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OSがLinuxの場合,使用許諾契約書の表示を正しく行う(文字化けを起こさない)ために,環境変数の設定内容について次の点に注意してください。
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LC_ALLが未設定のとき,LC_MESSAGES,LANG,LC_CTYPE※の設定内容は同一としてください。
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LC_ALL,LC_MESSAGESが未設定のとき,LANG,LC_CTYPE※の設定内容は同一としてください。
注※ LC_CTYPEは未設定でも可
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OSがLinuxの場合,JP1/AJS3 for EAPは,同時に実行するコマンド数のプロセスを生成します。また,(同時に実行するコマンド数)×4のファイルロックを使用します。従って,システムの最大プロセス数やファイルロック数を設定する場合,運用に合わせて上記値を考慮する必要があります。
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SAPシステムから獲得する情報の文字コードと,それを表示するクライアント側の言語環境が一致していない場合,情報の表示が文字化けすることがあります。
Linuxの場合,文字コードに日本語UTF-8コードを使用する場合は,「2.2.3 言語種別を設定する(Linuxの場合)」を参照してください。