Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド


16.7 [モニタ]画面

[モニタ]画面では,対象ユニット配下のユニットと関連線を確認できます。また,保留属性の変更,中断,再実行などの操作もできます。

[モニタ]画面は,JP1/IM - Viewまたは[モニタ]ダイアログボックスでコピーしたURLにアクセスすることで表示されます。また,JP1/IM2の[統合オペレーション・ビューアー]画面などからも起動できます。

[モニタ]画面を次の図に示します。

図16‒12 [モニタ]画面

[図データ]

自動更新を[ON]に設定すると,設定した時点から5分間隔で[モニタ]画面の表示が更新されます。なお,自動更新の間隔は,[設定]ダイアログボックスで変更できます。

[モニタ]画面には,大きく分けて二つのエリアがあります。

ツリーエリア

定義されたジョブネットが,ツリー形式で表示されます。ツリーエリアでジョブネットを選択すると,選択したジョブネット配下のユニットがマップエリアに表示されます。

マップエリア

ツリーエリアで選択したジョブネット配下のユニットが表示されます。ユニットのアイコンのツールチップから,ユニット名と,ユニットに定義されているコメントを確認できます。

[モニタ]画面でできる操作は,[モニタ]ダイアログボックスでできる操作と同じです。[モニタ]ダイアログボックスについては,「16.6 [モニタ]ダイアログボックス」を参照してください。

[ログイン]画面でログインして[モニタ]画面を起動すると,[閉じる]ボタンの代わりに[ログアウト]ボタンが表示されます。

注意事項
  • [モニタ]画面を起動する際に,表示対象のユニットや世代がない場合は,[モニタ]画面が表示されません。

  • [モニタ]画面の表示対象のユニット完全名にマルチバイト文字を多く含む場合,起動する際のURLの長さがInternet Explorerの制限を超えてしまうため,[モニタ]画面の起動に失敗するおそれがあります。このような場合,FirefoxまたはGoogle Chromeの使用を検討してください。なお,FirefoxまたはGoogle Chromeを使用する場合は,既定のブラウザーをFirefoxまたはGoogle Chromeにする必要があります。

  • [モニタ]画面を表示したまま,一定時間操作や更新をしなかった場合,セッションタイムアウトが発生します。セッションタイムアウトが発生すると,エラーメッセージが表示され,Webブラウザーが閉じます。Web GUIのセッションタイムアウト時間は,環境設定ファイル(ajs3web.conf)の設定で指定できます。デフォルト値は15分です。環境設定ファイル(ajs3web.conf)の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 3.4.3 環境設定ファイル(ajs3web.conf)の設定項目の詳細」(Windowsの場合),またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 13.3.3 環境設定ファイル(ajs3web.conf)の設定項目の詳細」(Linuxの場合)を参照してください。

  • FirefoxまたはGoogle Chromeを使用している場合,[モニタ]画面で[ログアウト]ボタンまたは[閉じる]ボタンをクリックしたり,セッション無効エラーなどのWebブラウザーのクローズ処理を伴うエラーが発生したりしても,Webブラウザーは閉じないでログイン画面が表示されます。

    なお,[モニタ]画面起動時にエラーが発生すると,ログイン画面が表示されない場合があります。この場合は,Webブラウザーを手動で閉じてください。