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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド


11.7.3 [ジョブネットモニタ]ウィンドウを表示したときに,ツリーエリアにネストジョブネットおよびネストリモートジョブネットを表示する

特定のウィンドウから[ジョブネットモニタ]ウィンドウを表示した場合に,表示元のウィンドウでネストジョブネットまたはネストリモートジョブネットを選択していると,[ジョブネットモニタ]ウィンドウのツリーエリアおよびマップエリアを次の状態にできます。

[ジョブネットモニタ]ウィンドウを表示している状態で,同一のユニットまたは同一のルートジョブネット配下のユニットを選択して[ジョブネットモニタ]ウィンドウを起動した場合の動作は,「11.7.21 [ジョブネットモニタ]ウィンドウの複数起動を許可する」の設定に依存します。

これによって,表示元のウィンドウで選択したネストジョブネットまたはネストリモートジョブネットを,マップエリアで容易に特定できます。

なお,次のどれかの操作を実行すると,表示される[ジョブネットモニタ]ウィンドウのマップエリアのネストジョブネットおよびネストリモートジョブネットが選択状態になります。

指定場所

JP1/AJS3 - View上のファイル(ユーザー指定オプションファイル)

詳細については,「11.1.1 カスタマイズ方法の種類」を参照してください。

指定内容

次の形式で指定します。

jajsOpenSelectUnitMapArea={Yes|No}(改行)

[ジョブネットモニタ]ウィンドウを表示したときに,ツリーエリアで表示元のウィンドウで選択したユニットの一つ上の階層まで展開して,マップエリアで表示元のウィンドウで選択したユニットを選択状態にするには「Yes」を,ツリーエリアで表示元のウィンドウで選択したユニットを選択状態にして,マップエリアでその配下の階層を表示するには「No」を指定します。

デフォルトは「No」です。この項目を設定しない場合は,「No」が仮定されます。

指定例

[ジョブネットモニタ]ウィンドウを表示したときに,ツリーエリアで表示元のウィンドウで選択したユニットの一つ上の階層まで展開して,マップエリアで表示元のウィンドウで選択したユニットを選択状態にします。

jajsOpenSelectUnitMapArea=Yes(改行)