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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド


2.3.5 ジョブネット「受注処理」を再実行する

[ジョブネットモニタ]ウィンドウで,異常終了した「在庫チェックジョブ」からジョブを再実行する操作について説明します。なお,ここで説明する操作は,「2.3.4 ジョブネット「受注処理」の実行状態を監視する」のすべての操作が完了していることを前提としています。

また,異常終了したジョブの異常の原因をあらかじめ取り除いておいてください。この例題では,「在庫チェックジョブ」が正常終了するように,C:\Temp\zaiko-checkファイルを作成しておきます。zaiko-checkファイルには何も記述する必要はありません。

ジョブネット「受注処理」を再実行する手順を次に示します。

  1. [JP1/AJS3 - View]ウィンドウの機能メニューで[ステータス監視]が選択状態になっていることを確認する。

  2. ツリーエリアにジョブグループ「AJSROOT1」が表示されていることを確認し,リストエリアのジョブネット「受注処理」をクリックする。

    ジョブネット「受注処理」が選択状態になります。

  3. [表示]−[ジョブネットモニタ]−[結果]を選択する。

    [ジョブネットモニタ]ウィンドウが表示されます。

  4. マップエリアで,「在庫チェックジョブ」のアイコンをクリックする。

    「在庫チェックジョブ」のアイコンが選択状態になります。

  5. [操作]−[再実行]を選択する。

    [再実行]ダイアログボックスが表示されます。

  6. どのジョブから再実行するかなどを定義する。

    [再実行]ダイアログボックスの定義項目を次に示します。

    図2‒20 [再実行]ダイアログボックス

    [図データ]

    [ユニット名]

    「在庫チェック」となっていることを確認します。

    [再実行方法]

    [このユニットから]を選択します。

  7. [OK]ボタンをクリックする。

    [再実行]ダイアログボックスが閉じます。

    「在庫チェックジョブ」が再実行され,アイコンが実行中を表す緑色で表示されます。「在庫チェックジョブ」が正常終了すると,続いて「受注伝票作成ジョブ」が実行されます。「受注伝票作成ジョブ」が正常終了すると,ジョブネット「受注処理」による処理は完了です。

補足事項

実行予定および実行状態が表示されない場合は,[表示]−[最新情報に更新]を選択して,ウィンドウの表示内容を更新してください。