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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング


2.6.3 アクションジョブのトラブルへの対処

アクションジョブ固有のトラブルの対処方法を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) アクションジョブを実行すると起動失敗となる

アクションジョブに定義したプラットフォームが,アクションジョブを実行するエージェントのプラットフォームと同じであることを確認してください。プラットフォームが異なる場合は,アクションジョブに定義したプラットフォームを変更してください。

(2) アクションジョブを実行すると実行ホストで「DLLが見付かりません」などのエラーダイアログメッセージが出力される

メッセージキュー連携およびMSMQ連携のアクションジョブを実行するために必要なプログラムが,ジョブを実行するホストにインストールされていないおそれがあります。

実行するホストの環境が正しいことを確認してください。

(3) ローカル電源制御アクションジョブおよびリモート電源制御アクションジョブが異常終了する

JP1/Power Monitorがインストールされていないおそれがあります。

JP1/Power Monitorがインストールされていること,設定が正しいことを確認してください。

なお,JP1/Power Monitorがインストールされていない場合でも,JP1/Power Monitor用のアクションジョブをジョブネットに定義できます。この場合,アクションジョブを実行したとき,ジョブネットの状態は「異常検出終了」となり,ジョブの状態は「起動失敗」となります。