Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編)


4.1.2 インストール前に決めておく項目

JP1/AJS3をインストールする際は,次の表に示す項目について入力したり,選択したりする必要があります。運用環境に応じて,事前に決定しておいてください。

表4‒1 インストール前に決定しておく項目

項目

内容

ユーザー情報※3

ユーザー名および会社名を入力します。必ず入力します。

インストール先フォルダ※3

JP1/AJS3シリーズプログラムをインストールするフォルダを指定します。

必要に応じて変更してください。

各製品のデフォルトのインストール先フォルダを次に示します。

  • JP1/AJS3 - Manager※1

    システムドライブ\Program Files (x86)\HITACHI\JP1AJS2

  • JP1/AJS3 - Agent:

    システムドライブ\Program Files (x86)\HITACHI\JP1AJS2

  • JP1/AJS3 - View:

    システムドライブ\Program Files (x86)※2\HITACHI\JP1AJS2V

セットアップ

JP1/AJS3 - Managerをインストールする場合だけ指定します。

インストール時にデータベースとスケジューラーサービスをセットアップするかどうかを指定します。セットアップする場合は,セットアップするデータベースモデルを,次の3種類のモデルから選択します。

  • 小規模モデル

  • 中規模モデル

  • 大規模モデル

セットアップするデータベースモデルは,JP1/AJS3の運用形態に合わせて選択してください。データベースモデルの見積もりについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 23.2 データベース領域の見積もり」を参照してください。

また,次の場合は,インストール時にデータベースとスケジューラーサービスのセットアップをスキップし,インストール完了後にセットアップを実施することを検討してください。

注※1

JP1/AJS3 - Web Consoleは,別フォルダにインストールします。デフォルトのインストール先フォルダは次のとおりです。

システムドライブ\Program Files\HITACHI\JP1AJS3WEB

注※2

32ビット版のWindowsの場合は,「Program Files (x86)」を「Program Files」と読み替えてください。

注※3

Windowsの場合だけ決定する必要がある項目です。

なお,そのほかの確認事項については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 2.2.1 インストール前の確認事項」(Windowsの場合)またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 12.2.1 インストール前の確認事項」(UNIXの場合)を参照してください。