4.4.1 リソースアダプタの追加
リソースアダプタを追加するには,Connector属性ファイルが必要です。手順を次に示します。
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次のとおりにコマンドを実行してリソースアダプタの一覧を表示し,「DB_Connector_for_HiRDB_Type4」というリソースアダプタがないことを確認します。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\CC\admin\bin\cjlistrar uCNP_J2EE
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次のとおりにコマンドを実行して「DB_Connector_for_HiRDB_Type4」リソースアダプタをデプロイします。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\CC\admin\bin\cjdeployrar uCNP_J2EE -resname DB_Connector_for_HiRDB_Type4
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リソースアダプタの一覧を再度表示して,「DB_Connector_for_HiRDB_Type4」リソースアダプタが追加されたことを確認します。
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次のとおりにコマンドを実行して追加したリソースアダプタのConnector属性ファイルを取得します。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\CC\admin\bin\cjgetrarprop uCNP_J2EE -resname DB_Connector_for_HiRDB_Type4 -c "C:\temp\TP_Connector_for_HiRDB_Type4.xml"
"C:\temp\TP_Connector_for_HiRDB_Type4.xml"の部分はConnector属性ファイル(拡張子は.xml)の取得先ファイルパスです。任意に変更できます。
なお,すでに一度Connector属性ファイルを作成している場合は,この手順は不要です。
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Connector属性ファイルを編集して,接続処理を追加したいデータベースの情報を指定します。
データベースの設定値に従い,次に示すタグに値を設定してください。
タグ
説明
display-name
リソースアダプタの名称
description
データベースのポート番号
DBHostName
データベースのIPアドレス/ホスト名
encodeLang
データベースの文字コードに対応する文字セット
User
データベース接続ユーザ名
Password
データベース接続ユーザ名のパスワード
なお,display-nameタグを編集するときは,次の規則に従ってください。
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ucnpで始まる文字列を指定しない(大文字と小文字は区別されません)
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ほかのリソースアダプタと同じ値を指定しない
なお,すでに一度Connector属性ファイルを作成している場合は,この手順は不要です。
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次のとおりにコマンドを実行して追加したリソースアダプタにConnector属性ファイルの編集内容を反映します。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\CC\admin\bin\cjsetrarprop uCNP_J2EE -resname リソースアダプタの表示名 -c "C:\temp\TP_Connector_for_HiRDB_Type4.xml"
リソースアダプタの表示名は,「DB_Connector_for_HiRDB_Type4」またはConnector属性ファイルのdisplay-nameタグに設定した名称です。
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次のとおりにコマンドを実行して追加したリソースアダプタでデータベースに接続できるかどうかを試します。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\CC\admin\bin\cjtestres uCNP_J2EE -type rar -resname リソースアダプタの表示名
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次のとおりにコマンドを実行して追加したリソースアダプタを開始します。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\CC\admin\bin\cjstartrar uCNP_J2EE -resname リソースアダプタの表示名