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JP1 Version 12 JP1/Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム 開発ガイド


4.4.1 リソースアダプタの追加

リソースアダプタを追加するには,Connector属性ファイルが必要です。手順を次に示します。

  1. 次のとおりにコマンドを実行してリソースアダプタの一覧を表示し,「DB_Connector_for_HiRDB_Type4」というリソースアダプタがないことを確認します。

    ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\CC\admin\bin\cjlistrar uCNP_J2EE
  2. 次のとおりにコマンドを実行して「DB_Connector_for_HiRDB_Type4」リソースアダプタをデプロイします。

    ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\CC\admin\bin\cjdeployrar uCNP_J2EE -resname DB_Connector_for_HiRDB_Type4
  3. リソースアダプタの一覧を再度表示して,「DB_Connector_for_HiRDB_Type4」リソースアダプタが追加されたことを確認します。

  4. 次のとおりにコマンドを実行して追加したリソースアダプタのConnector属性ファイルを取得します。

    ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\CC\admin\bin\cjgetrarprop uCNP_J2EE -resname DB_Connector_for_HiRDB_Type4 -c "C:\temp\TP_Connector_for_HiRDB_Type4.xml"

    "C:\temp\TP_Connector_for_HiRDB_Type4.xml"の部分はConnector属性ファイル(拡張子は.xml)の取得先ファイルパスです。任意に変更できます。

    なお,すでに一度Connector属性ファイルを作成している場合は,この手順は不要です。

  5. Connector属性ファイルを編集して,接続処理を追加したいデータベースの情報を指定します。

    データベースの設定値に従い,次に示すタグに値を設定してください。

    タグ

    説明

    display-name

    リソースアダプタの名称

    description

    データベースのポート番号

    DBHostName

    データベースのIPアドレス/ホスト名

    encodeLang

    データベースの文字コードに対応する文字セット

    User

    データベース接続ユーザ名

    Password

    データベース接続ユーザ名のパスワード

    なお,display-nameタグを編集するときは,次の規則に従ってください。

    • ucnpで始まる文字列を指定しない(大文字と小文字は区別されません)

    • ほかのリソースアダプタと同じ値を指定しない

    なお,すでに一度Connector属性ファイルを作成している場合は,この手順は不要です。

  6. 次のとおりにコマンドを実行して追加したリソースアダプタにConnector属性ファイルの編集内容を反映します。

    ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\CC\admin\bin\cjsetrarprop uCNP_J2EE -resname リソースアダプタの表示名 -c "C:\temp\TP_Connector_for_HiRDB_Type4.xml"

    リソースアダプタの表示名は,「DB_Connector_for_HiRDB_Type4」またはConnector属性ファイルのdisplay-nameタグに設定した名称です。

  7. 次のとおりにコマンドを実行して追加したリソースアダプタでデータベースに接続できるかどうかを試します。

    ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\CC\admin\bin\cjtestres uCNP_J2EE -type rar -resname リソースアダプタの表示名
  8. 次のとおりにコマンドを実行して追加したリソースアダプタを開始します。

    ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\CC\admin\bin\cjstartrar uCNP_J2EE -resname リソースアダプタの表示名